この記事では、ヨガの本質的な意味を解説します。
現在、運動法や心身の健康法として主流になりつつあるヨガですが、本来の意味はエクササイズではないといえます。ヨガは、目に見えない部分へのアプローチ法です。
「ヨガをしていると目に見えない何かを感じる・・・」という方だけでなく、「正直スピリチュアル的な話はうさんくさい・・・」と思っている方も、ぜひこの記事でヨガの本質について考えてみましょう。
ヨガはエクササイズではない
厳密にいうとヨガはエクササイズではなく、精神性と深く結びつく行いといえます。
ヨガとは、ポーズなどのエクササイズ部分だけでなく、日常の行いへの意識付けや、心へ焦点を当てる呼吸法、心身の安定、感情の起伏など、目に見えない部分へのアプローチでもあります。
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ヨガは目に見えない部分へのアプローチ
ポーズや呼吸でさえも、目に見えない精神に対してのアプローチであるのが、ヨガの本質といえます。ただし、目に見えないものは、目に見えないゆえに効果が分かりづらいことが多いです。
そのため、分かりやすい「エクササイズ」の側面が表に出がちです。もちろん、ポーズは運動としての側面も持っています。しかし、厳密にはヨガは自分の心の中へのアプローチであることを忘れないでおきましょう。
スピリチュアルな体験から逃げない
先述したように、ヨガは身体のみへのアプローチではなく、自分の精神に対する行い、すなわちスピリチュアルワークともいえるでしょう。しかし、スピリチュアルという言葉に対し「うさんくさい」「分かりづらい」と思う人もいるでしょう。
そもそも「スピリット」という言葉には、魂や霊魂といった意味が含まれています。そういった目に見えないものに対し、理解できる人もいれば、はっきり掴むことができず理解ができない人もいるのは当たり前です。
ただしヨガは、目に見えない部分と向き合いながら本当の自分とつながる方法です。つまり、スピリットを浮き彫りにして自分と向き合うことで、ヨガの最終目的である悟りの境地や、本当の自分自身にたどりつくことができるのです。
そのため、スピリチュアルな体験から逃げずに向き合うことが、ヨガの本質の部分ともいえるでしょう。
スピリチュアルな人が持つ影響力は絶大
ヨガを続けると、深い呼吸が身に付き、心身ともに浄化されていきます。ヨガのポーズや呼吸を意識することにより、身体中にエネルギーが回ることを実感することができるでしょう。浄化された心身は、エネルギーを通しやすくなり、本来の自分とつながりやすくなるとされています。
自分自身が満たされ、足るを知り、至福に満ちていれば、それこそがスピリュアルな状態といえます。スピリチュアルな人が周りに与える影響力は高く、周囲の雰囲気も良くしてくれます。
ヨガにおけるエネルギー（プラーナ）については、下記の記事をご参考にしてください。
ヨガの最中に涙が出る理由
ヨガの瞑想をしている最中に、意図せず涙が出た経験がある人もいるのではないでしょうか。これは、浄化作用が働き、魂が震えた結果かもしれません。この世にあるものは、すべて粒子や波動でできているとされています。それらは常に動き続けており、私たちの細胞も震えています。涙が流れるとき、魂が振動し、宇宙と共鳴していることを気づかせてくれている可能性もあります。
ヨガの精神性を身に付けよう
ヨガの精神性を身に付けると、深く豊かな呼吸ができ、心身が浄化され、健康的で平穏な生活が送れるようになります。一瞬一瞬の「今」を大切に生きられるようになるでしょう。つまり、ヨガとは「生き方」です。
スピリチュアルワークというと、やや分かりづらく、うさんくさく感じてしまうかもしれませんが、言い換えれば自分を大切に扱い、丁寧に生きるということです。これは、本当の自分を知り、心身ともに健康に生きるために非常に大切な行いといえるでしょう。
まとめ
以上、ヨガがエクササイズと言い切れない理由や、スピリチュアルな精神の大切さについてお伝えしました。下記の、「ヨガとは何か」を説明する記事でも述べているように、ヨガにはさまざまな意味があります。
呼吸することであり、健康になることであり、浄化されることであり・・・。
総じて、ヨガは自分自身の生き方といえるでしょう。目に見えない部分を感じるのはとても難しいことであり、さらにそういった精神を人からどう思われるか気になってしまうこともあるでしょう。
しかし、目には見えない本当の自分と向き合うことで、結果的に自分にとって生きやすい環境が生まれていくのも事実です。ぜひヨガの本質を理解し、生きやすく、不安のない穏やかな毎日を送りましょう！