「ポーズが取れない…」「続かない…」ヨガの初歩的な9つの悩みを解決!

「ポーズが取れない…」「続かない…」ヨガの初歩的な9つの悩みを解決!のアイキャッチ画像

アフィリエイト広告を利用しています

今回は、ヨガ初心者の方に向け、ヨガの疑問や悩みについてお答えします。

「始めたばかりでうまくポーズが取れない・・・」「ヨガを習慣化したくても続かない・・・」など、ヨガを始めたばかりで悩んでいる方は、ぜひご参考にしてください。

ヨガ初心者の方には、下記「ヨガとは何か」まとめた記事もおすすです。

ヨガの初歩的な9つの悩み

ヨガは、健康維持やダイエット、心の安定を図る手段などで人々の生活に浸透し始めています。これからヨガを始めたい、ヨガをついこの間始めたばかり、という人も多いのではないでしょうか。

ヨガを行うなかで、効果で出なかったり、うまくポーズが取れなかったりと、悩みが生じることもあるでしょう。下記、ヨガの初歩的な疑問や悩み、その解決法をまとめました。

1.効果はどれくらいで出る?

たとえば週1のレッスンで、3ヶ月続ければ、ポーズや呼吸に慣れてくるでしょう。効果には個人差があり、目的によっても変わります。ただ、一回のレッスンですでに効果を実感できた人もいれば、効果を感じるまでに10年かかった人もおり、千差万別です。

すぐに効果が出なくても、諦めずに続けていくことで、ヨガに対して気付きや面白さを感じることができます。ヨガは単なる健康法やダイエット方法ではなく、心を整え自分を知る行いでもあります。

身体的な効果だけでなく、内面の変化にも目を向けてみると、自分では意識していなかったヨガの潜在的な効果を感じることができるかもしれません。

2.身体が硬くてもできますか?

ヨガは、身体を柔らかくするために行うものではありません。ありのままの自身の身体を自分で感じ、理解し、正しく使えるようになることが目標といえるでしょう。

その点、身体が硬い人は、自分の身体の動きや可動域など、状況をより実感でき、繊細な感性で向き合うことができます。自分の些細な身体の変化を楽しんだり、驚いたりすることで、自然と身体がほぐれて柔らかくなります。

身体が硬いひとは、より自分自身の身体と向き合う機会があると捉え、あまり身体が硬いことを気にせずヨガを楽しみましょう。

3.水はどのくらい飲む?

60〜90分程度のレッスンであれば、なるべく我慢し、終了後にしっかり飲むようにすると良いでしょう。しかし、どうしても喉が乾いてヨガに集中できないようでしたら、少し口にふくむ程度で水分補給しましょう。脱水症状の危険を感じた場合、動作を中断させ休憩してください。

スポーツなどであれば、水分を摂りながら進めることも多いです。ただしヨガでは、腹部に力が入るポーズや呼吸法を実践する際、水分を控えた方が良いとされています。

現在人気のホットヨガでは、通常のレッスンと温度や湿度が違うので、インストラクターの指示に従い適切な量の水分を摂取しましょう。

関連記事

4.リラックスできない・・・

ヨガを始めたてのときは、うまくリラックスできないものでしょう。ポーズをする際は、あらゆる筋肉を使うため、リラックスよりも頑張ってしまうことも多いはずです。

そんなときは、まず腹式呼吸をしてみましょう。吐く息に意識を向け、できるだけ長く息を吐き続けます。そうすると、次第に落ち着き、リラックスした状態を保つことができます。

また、ポーズをうまくこなそうと思わないようにすることも大切です。綺麗にポーズを取ることを意識すると、そのことに意識が集中し、力が入ってしまいます。それよりも自分の心の内側に意識を向け、今気持ちよく身体を伸ばせているか、という点に集中することで、肩の力を抜いてヨガを行えるでしょう。

5.瞑想中に寝てしまう・・・

自分自身の心身の変化に目を向けて意識を集中させることで、眠気を忘れられるのではないでしょうか。

瞑想は目を閉じてゆっくり自分自身と対話をする行いですが、疲れが溜まっているときや寝不足の場合、どうしても寝てしまうこともあるでしょう。

特に瞑想に慣れていない初心者の方であれば、瞑想中に何も感じられなくなり、ぼうっとして眠ってしまうことも多いかもしれません。しかし、自分自身の意識の変化に注目すると、忙しなかった意識が静まるにつれ、徐々に意識の奥に大きな世界を感じられるようになります。そうなってくると、次第に瞑想と眠りがまったく違うものだと気づくようになるでしょう。

どうしても眠いときは、瞑想を中断して休むことをおすすめします。身体にエネルギーが充電され、再び瞑想を行う集中力が得られるでしょう。

関連記事

6.貧血を起こしてしまいます

危険なのでやめた方が良い・・・と言いたいところですが、貧血を起こしてしまう人にほど、ヨガをおすすめします。血流のバランスの悪さや身体の緊張が貧血の原因の一つであり、ヨガを行うことでそれらを改善することができるからです。

しかし、始めは無理をせず、休憩を取りながら行いましょう。ポーズや呼吸法に慣れてくるにつれ、貧血が改善されていくでしょう。貧血にならないよう、レッスンメニューを先生に相談しても良いでしょう。

ポーズの最中に目眩がしたら、すぐに屍のポーズ(=シャバーサナ)を取り、休憩しましょう。

<屍のポーズ(シャバーサナ)>

1. 床に仰向けで横になる
2. 両足を肩幅に広げ、手のひらを上に
3. 全身の力を抜きリラックスします
4. 目を閉じて腹式呼吸
5. 呼吸から意識を外し、深くリラックス
6. 徐々に身体に感覚・意識を戻す
7. 両手を頭の上に上げ、全身を伸ばす
8. 腕を下ろして膝を立て、両手を使って体を起こす
9. 意識がはっきりするまでリラックスして座る

ただし、一ヶ月以上続けて貧血の症状が治らない場合、病院で診断を受けることをおすすめします。

7.生理でもヨガをしていいの?

辛いときに、無理に行う必要はありません。

強く身体をねじる、長く逆転するといった激しいポーズは避けましょう。レッスンの場合、激しいポーズの際は動きを止めてもかまいません。生理痛が激しいときや量が多い日は、ポーズを取らず、呼吸方だけに集中してみ良いでしょう。

また、自分の気持ち次第という面もあります。「生理中はイライラしやすいから、ヨガで心を整えたい」と思えば瞑想や呼吸法を中心に行なっても良いですし、「無理をして行いたくない」という気持ちであれば休んでかまわないでしょう。

自分の心の内側に問いかけ、最善の選択をしましょう。

8.筋肉痛になっても続けて良い?

ヨガでの筋肉痛は、普段使わない部位の筋肉を使うことで起こるといえるでしょう。そのため、瞬発的に筋肉に大きな負荷をかけて起こるスポーツや筋トレとは性質が違うと考えます。

一方ヨガは深い呼吸を繰り返していく有酸素運動であり、固まっていた筋肉をほぐす行いです。そのため、筋肉痛になったとしても、ヨガをストップする必要はないといえます。無理のない程度で、ポーズを続けていきましょう。

もし筋肉痛が続く場合、しっかり筋肉に酸素が行き渡っていない可能性があるので、自分の呼吸を振り返ってみましょう。また、マッサージで身体をケアするのも効果的です。

9.綺麗なポーズが取れません・・・

「2.身体が硬くてもできますか?」でもお伝えしたように、ヨガの目的は、自分の身体の変化を実感していくことでもあります。そのため、始めから綺麗なポーズを取る必要はありません

ポーズやヨガ自体に慣れてくると、そのポーズを取る意味やもたらすものが次第に分かってきます。そうすると、身体の動かし方も変化し、無理せずポーズを取れるようになります。

また、レッスン中に周囲を気にしたり、「先生のように綺麗なポーズが取れない」と悩んでいる人は、一度ヨガの本来の目的に立ち返ってみましょう。ヨガは、自分自身を見つめる行為です。周りを気にせず、自分の心の内側を観察しながら行うことで、周囲や、「ポーズの美醜」が気にならなくなるはずです。

まとめ

以上、ヨガ初心者の方向けの悩みを取り上げさせていただきました。少しでも悩みが解決したら幸いです。

ヨガはあくまで、「本当の自分を知るため」の行いです。ポーズがうまく取れなかったり、瞑想中に寝てしまったりしても落ち込むことはありません。それが現在の自分の状態であり、その事実を知って向き合っていることに意味があるといえるでしょう。

ぜひヨガを生活に取り入れ、生きやすく穏やかな毎日を手に入れましょう!