ヨガマット、どれを選べば正解?自分に合ったものを探そう

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この記事では、ヨガマットの選び方をご紹介します。

ヨガに欠かせないのは、ヨガマット。ポーズを安定させるための必需品といえるでしょう。では、どんなヨガマットを選べば正解なのでしょうか。

自分に合ったヨガマットを見つけたい方は、ぜひご参考にしてください。

ヨガマットはポーズを安定させる必需品

ヨガのポーズをする際、身体の下に敷くのがヨガマットです。ヨガマットは、ポーズを安定させるための必需品です。

マットのグリップ力で手足を固定することにより、滑りを防止してポーズを安定させ、安全にヨガを行うことができます。

ヨガマットを敷かないとどうなる?

ポーズの土台となる手足が安定しなければ、ポーズ自体も不安定になってしまいます。それだけでなく、滑らないよう身体に力を入れることで、余計な部分に力みが生じ、身体に負担がかかってしまいます。

そのため、身体を守り安全にヨガを行うためにも、ヨガマットを敷くことをおすすめします。

ヨガマットの効果が実感できるポーズ

ヨガマットの効果を最も実感できるのは、犬のポーズでしょう。下を向く犬のポーズの場合、ヨガマットを敷くことでポーズの土台となる手と足がしっかりホールドされます。そのため、より正確にポーズが取れるようになります。

<犬のポーズ(下向きバージョン>

  1. 正座から両腕をまっすぐ遠くへ伸ばす
  2. 10本の指を大きく開く
  3. 両手の幅は肩幅程度にし、子供のポーズを取る(手のひらの位置は固定)
  4. 息を吸いながら骨盤を上げ、骨盤の下に膝がくるようにする
  5. 息を吐きながら、骨盤を一気に突き上げる
  6. 骨盤を後ろへ押し出すように両手でしっかりと床を押さえ、肩と胸を開く
  7. 骨盤を高く上げ続け、踵は下へと力を入れる
  8. 首と肩はリラックスさせ、数呼吸キープ
  9. 膝を下ろして子供のポーズに戻る

汗をたくさんかく場合はヨガラグも利用しよう

ヨガマットにより基本的な安全性は担保されますが、ヨガ中に多量の汗をかいた場合、滑ってしまうこともあります。汗を多くかく方は、念のため、マットの上に敷く「ヨガラグ」も用意しておきましょう。

ヨガマットを選ぶ基準

ヨガマットを選ぶ際、何を基準にしたら良いか分からない方もいるでしょう。

マット選びで特に重視したいのは、表面のグリップ力や持ち運びやすさといった「機能性」。安全にヨガを行うために、最も重要な部分でしょう。ほかにも、デザインや肌触り、肌への刺激の低減などを考え、自分にとって機能性と嗜好性のバランスを考えて選ぶと良いでしょう。

ヨガの流派により求められる機能、大切にされている部分が異なることもあるので、指導者の方に確認すると良いでしょう。

厚さの違いについて

マットの厚さは、米国では3~18ミリとバリエーション豊富です。一般的に使われているのは、3ミリほどのものが多いようです。

バランス系、立位のポーズを行う際は、3ミリの厚さで問題ないでしょう。ただし、座位のポーズや逆転系など、首や背骨といった一箇所に負荷がかかるポーズの場合、6ミリ程のものを使うと安心です。

ヨガマットの厚みについては、ヨガラグの併用で部分的な調節は可能です。

素材の違いについて

ヨガマットの素材は、主に塩化ビニルを使用しています。塩化ビニルは耐久性に優れ、加工が簡単なため安価に製造でき、両面に優れたグリップがあることが特徴です。

また、石油由来でありながらゴムのような弾力を併せ持つ「TPE」は、塩化ビニルを含まない素材として注目されています。

ほかにも、塩化ビニルでありながらフタル酸を含まないハイブリッド素材、「PER」などもあります。

よりナチュラルな素材を使いたい場合、コットンや天然ゴムなど自然素材を用いたマットを選ぶのも良いでしょう。

ヨガマットの主な種類一覧

お伝えしたように、ヨガマットには厚みや素材、デザインなどが異なるさまざまな種類が存在します。ここでは、主流なヨガマットの種類をご紹介します。

ヨガワークス

ヨガワークスは、使い心地や耐久性、デザインの美しさ、持ち運びしやすさなど、すべての要素で「一生使える」ものを追求したドイツ製のヨガマットです。通常のマットより長めのヨーロピアンサイズです。

イージーヨガ

イージーヨガは、塩化ビニルフリーで、リサイクル可能な素材を使用したエコなヨガマットです。とにかく軽く、持ち運びがしやすいのが特長。グリップ力に優れており、機能性も併せ持っています。

ハガーマガー

ハガー魔ガーは、滑りにくく弾力性に優れた安全性の高いヨガマットです。土に返る素材を使用しており、有機物を出さずにリサイクルできます。

アンリ&べべ

アンリ&ぺぺも、土に返る素材でできた環境にやさしいヨガマットです。グリップ力も高く、リバーシブルタイプでデザイン性も抜群、カラーが豊富といった特長があります。

アディダス

アディダスのヨガマットは、柔道の畳をモチーフにしています。オリジナルの柄が目を惹くエコマット。センターにアディダスの三本線が入っており、ポーズの位置が分かりやすい利点があります。

ナイキ

ナイキのヨガマットも、センターラインにステッチが入っているので、正確なポーズが取りやすいです。水洗いも可能なので、汚れても安心、衛生面もクリアできます。キャリーストラップ付きで運びやすいメリットもあります。

スリア

スリアのヨガマットは、汗を吸収する天然素材のコルクを使用しています。滑りづらく、環境負荷の少ない「EVA」素材で出来ているエコなコルクマットで、ナチュラルな肌触りが特長です。高いグリップ力も併せ持っており、平均値の高い使いやすいマットといえるでしょう。

まとめ

以上、ヨガマットの選び方についてご紹介しました。

こうしてみると、一口にヨガマットといってもさまざまな種類があり、何を重視するかによって選ぶものも変わってくることが分かったでしょう。

しかし、一番重視したいのが、「安全にポーズを取れるか」という部分。ヨガで怪我をしないよう、安全性の高いマットを選ぶことは忘れずに。