ブログを検索上位に表示させるには、被リンクを増やす必要があります。
ということで今回は、ブログの被リンクを増やす方法を紹介していこうと思います。
被リンクを増やすと言っても、自演リンクのような危ない物ではなく、より自然なリンクを獲得する方法を書いていきます。
ブログのアクセス数を増やすために被リンクを増やしたいという方は、ぜひ参考にしてください。
目次
継続的に被リンクを増やす方法
まずは、継続的に被リンクを増やす方法を紹介していきます。これらの施策を行えば、継続的な被リンク獲得が見込めます。
後で紹介する単発的な被リンク獲得よりも優先的に取り組んで欲しい内容です。
トラブルの解決方法を解説した記事を書く
何かのトラブルが起きた時は、それを解決する方法を記事にしましょう。
同じように困っている人がその記事を読んでトラブルが解決すれば、解決方法をリンク付きでブログに紹介してくれることがあります。
誰かの問題・課題を解決してあげることは、SEOの基本であると考えましょう。
ブログのハウツー、カスタマイズ方法を紹介する
ブログのハウツーやカスタマイズ記事は、簡単に被リンクを獲得できるジャンルです。
私が運営していた個人ブログでは、多くのブログカスタマイズ記事を書いています。
いうまでもなく、このブログには膨大な数の被リンクがついています。
ブロガー向けに書いた記事というのは被リンクが得やすいという特徴があります。
この施策の問題点としては、ブログに関する記事を書いているサイトからの被リンクばかりなので、関係ないジャンルだとあまり意味はありません。
統計に関する記事を書く
世の中には多くの統計データがありますので、それをグラフや表にまとめて記事にするのがおすすめです。
統計のまとめて記事は引用されやすく、ジャンルによっては意外とライバルが少ないので上位表示しやすいです。
世間が気になるような情報であれば、SNSで多く読まれることも稀にあります。
便利なツールを作る
プログラミングができない人には難しいですが、便利なツールを作るのも被リンクを得るにはかなり効果的です。
被リンクを得るために、ブログと同じドメインでツールを公開しましょう。
私も個人ブログを運営しているときに無料で使えるChrome拡張や、はてなブログで一括置換ができるツールを公開したところ、かなりの被リンクがつきました。
他のサイトを例に挙げると、サルワカの「Font-familyメーカー」やSYNCERの「JS Minifier (JavaScriptの圧縮)」などがあります。
これらのサイトは非常に多くのアクセスがあることが共通しています。
ツールを作るのが難しいという人は、アイディアだけを考えて、プログラマーに制作を依頼するという方法もあります。
SNSでファンを増やす
SNSのファンを増やすと言っても、フォロワーを機械的に増やすのではありません。
この人の記事が読みたい、SNSでの発言を追いたいと思えるようなSNS運営をすることが必要になります。
ファンが増えれば彼ら彼女らが記事に言及してくれるので、被リンクを増やすことができます。
実際、ブログ関連のインフルエンサーのサイトはかなり言及されており、個人とは思えないほどの被リンクを獲得しています。
ちなみに、SNSの活用は私の苦手な施策であり、今後力を入れていきたいと思っています。
単発的に被リンクを獲得する方法
次は単発的な被リンクを獲得する方法です。
上で説明した方法に比べると、長期的な被リンク獲得には繋がりませんが、短期的な効果は期待できる手法を紹介していきます。
バズる記事を書く
単発的な被リンク獲得の中で最も効果が高いのが、バズる記事を書くことです。
ただし、難易度はかなり高いです。
SNSで拡散されて多くの人に読まれることを「バズ」を言います。
Twitterで言えば何千、何万とリツイートされることですね。
面白いネタ、奇抜な発想、タメになるような記事を書いてSNSで拡散されれば、多くの人がブログなどで言及してくれます。
バズを起こすには、記事のクオリティももちろんですが、SNSのフォロワーが多い方が確率は上がります。
他のブログ、サイトに寄稿する
他のブログやサイトに寄稿して、被リンクを獲得するという方法もあります。
例えば、「ソレドコ」。これは、楽天が運営しているWebメディアです。
このサイトには、様々なブロガー方の寄稿記事が掲載されており、記事の最後には寄稿した人のプロフィールと共に、ブログのリンクが貼られています。
このように、他者が運営しているメディアに寄稿することで、被リンクを獲得することができるのです。
「ソレドコ」ほど大手のメディアでなくても、誰かのブログに寄稿しても良いでしょう。
寄稿するサイトにとっても記事が増えるメリットがあるので、Win-Winになります。
企業やお店などに交渉する
企業やお店を紹介して、その相手のサイトから被リンクを得るという方法もあります。
例えば、ヨガに関するブログを書いていれば、ヨガスタジオに「御社のヨガスタジオを紹介するので、御社のホームページに記事を掲載できませんか?」と交渉してみるのです。
大手企業だと断られる可能性が高いですが、小規模な企業や店舗であれば高確率で快諾してくれます。
交渉相手のホームページを見て、お知らせ欄やブログページがあるか事前に確認しておきましょう。
企業やお店の取材に行く
企業やお店の取材をして、取材相手のサイトにブログを掲載できないか交渉するのも一つの手です。
アフィリエイトをやっているなら、取材ができないかASPの方にお願いするという方法もありますが、被リンクは断られることが多いです。
できれば、自分でアポをとって取材に行くのがおすすめです。
Twitterで記事を紹介する
Twitterで記事をツイートしても、それは被リンクにはならないと言われています(SEOに影響があるかどうかは不明)。
しかし、Twitterで記事を紹介することで、多くの人に記事を読んでもらうキッカケにはなります。
記事を読んで有益だと感じたら、ブログで紹介してくれる可能性もあります。
Twitterのフォロワー数が多ければ多いほど、効果が高い方法です。
また、ハッシュタグ(#)を活用すれば、フォロワー以外の人に読んでもらうことも可能です。
ただし、他の手法と比べると被リンクを獲得できる可能性は低いため、あまり効果は期待できません。
やってはいけない、おすすめしない被リンク獲得方法
ここでは、あまりおすすめしない被リンクの獲得方法を紹介します。
自演リンク
自分で作った別のサイトにブログのリンクを貼る自演リンクは、あまりおすすめしません。
過度な自演リンクはペナルティの対象になりますし、時間効率が良いとは思えません。
やりようによっては効果があるかもしれませんが、いずれGoogleのアルゴリズムの変更で、大きく順位が下落する可能性が高いでしょう。
わざわざサイトをたくさん作ってリンクを貼るくらいなら、自然にリンクが増える仕組みを作った方が効率的です。
被リンクの購入
お金を払って被リンクを購入することは、ペナルティーの対象になるのでやめておきましょう。
厳密にいうと、rel="sponsored"
やrel="nofollow"
を付けない有料リンクがアウトになります。
被リンクをお金で買うくらいなら、腕の良いライターや専門家に報酬を払って記事を書いてもらったり、プログラマーにツールを作ってもらう方が費用対効果は良いでしょう。
効果的な被リンクとは
被リンクが多ければ多いほど良いわけではありません。
ここでは、どのような被リンクの価値が高いかについて書いていきます。
関連性の高いページからの被リンク
リンク元のページとリンク先のページの関連性が高い方が、被リンクの効果は高くなります。
例えば、英会話に関するブログであれば、同じように英会話に関するサイトやページからのリンクは価値が高くなります。
逆に、英会話に関するブログに、ダイエットに関する記事から被リンクがあっても、価値は低くなります。
Googleの評価が高いサイトからの被リンク
実際に上位に表示されているような、Googleの評価が高いサイトからの被リンクは価値が高くなります。
逆に、低品質なサイトからの被リンクは価値が低く(場合によってはゼロやマイナス)なります。
以下のツールを使えば、リンク元のドメインランクを把握できます。
このツールで確認できるのは正確な数字ではないので参考程度ではありますが、ある程度のドメインの価値を知ることはできます。
鮮度の高い被リンク
一度ついた被リンクは、永続的に効果があるわけではありません。
古いリンクしかないサイトよりも、新しいリンクが増加しているサイトの方が評価は高くなります。
また、リンク元のサイトの鮮度も重要です。更新されていないサイトからの被リンクよりも、新しい記事からのリンクの方が価値が高くなります。
そのため、単発的な被リンク獲得だけを狙うのではなく、長期的に継続して被リンクを獲得する施策を行う必要があるのです。
記事のリライトも被リンク対策になる
情報が古くなると他サイトでの言及が減ってしまうので、記事のリライトは忘れずに行いましょう。
ある程度ブログの記事数が多くなったら、リライトをメインに更新していくようにしてください。
情報がしっかり更新されていれば、SEOにも直接的な効果が見込めます。
被リンクは重要?
以前はSEOにおいて被リンクの数はかなり重要でした。
しかし、最近のGoogleの検索エンジンは、記事の質とサイトの専門性・権威性を重視するようになっており、被リンクの重要度は低下しています。
被リンクを獲得することに時間をかけるくらいなら、記事の執筆に時間をかけ、専門性を高めるために勉強した方が近道だと思います。
実際、私が運営しているサイトの中には、被リンク施策を全く行なっていないのに上位に表示されるケースが見られます。
確かにビッグワードで上位に表示されるサイトは膨大な被リンクを獲得している場合が多いので、被リンクの効果が全くないとは言えませんが、被リンク施策ばかりに時間をかけて記事を書く時間がなければ本末転倒です。
内部リンクも忘れずに
外部サイトからの被リンクだけではなく、内部リンクによるSEOも忘れないようにしましょう。
関連する記事同士を繋げることで相互に情報を補完しあい、サイト訪問者が情報を得やすくなります。
内部リンクがSEOにおいて重要であるのはもはや常識となっています。
収益が見込める記事(メイン記事)を補足するような記事(補足記事)を充実させて、メイン記事に補足記事のリンクを貼りましょう。
私自身は外部サイトからの被リンクよりも、内部リンクを張り巡らせることに多くの時間を使っています。
まとめ
今回は、被リンクを増やす方法を色々紹介してみました。
1つの対策だけではなく、上で紹介した対策を複合的に組み合わせて、被リンク対策を行ってください。
ただし、被リンクだけがランキングを決定する要因ではないので、コンテンツの質を高めることにも力を入れてください。
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