日々ブログを更新しているブロガーの皆さん。ときにはネタ切れし、書く記事に困ることもあるのではないでしょうか。
ネタ出しのコツさえ知っておけば、ネタに悩まずコンスタントに記事を書き続けられます。
というわけで本記事では、ブログ記事のネタの出し方をご紹介します。ぜひご参考にし、ネタ切れと無縁の生活を手に入れましょう!
目次
ブログ記事のネタの出し方6選
ブログ記事の効果的なネタの出し方を紹介していきます。
1.Googleサジェストを使う
まず、Googleサジェストを活用してみましょう。
Googleサジェストとは、検索窓にキーワードを入力した際、併せて表示される検索候補のキーワードを指します。
つまり検索候補は、そのキーワードを入力したユーザーが、一緒に検索するであろうワードです。
ブログに関係のあるキーワードを入力し、その検索候補からヒントを得ることで、新たなネタが見つかるでしょう。
Googleサジェストをまとめて取得できるラッコキーワードというツールは便利なので活用してみましょう。
2.似たようなブログ、競合のブログを読む
ブログネタを探す時におすすめなのが、競合ブログの調査です。
自分が得意なジャンルでググってみて、検索結果に出てきたブログをいくつか読んでみましょう。
競合ブログを調べる時に見るべきポイントは、そのブログがおすすめしている記事です。
ブログによってはトップページにおすすめ記事を表示させています。
おすすめ記事に表示させているということは、「収益が出ている」もしくは「アクセスが多い」ということです。
競合ブログが書いている記事を読んでみて、自分にも書けそうなテーマがあれば書いてみましょう。
ただし、競合ブログは参考にするだけで、記事をパクってはいけません。
自分のブログと同じジャンルのブログはブックマークなどして、たまに読んでみると良いでしょう。
3.SNSから探す
SNSも、ネタ探しには欠かせないツールです。SNSには、ユーザーが興味のあること・需要が顕著に現れます。
今どういったネタが刺さるのか、リアルタイムでユーザーの声を聞くことができるのもポイントでしょう。
twitterでは、興味のあるトピックを選択できます。ブログのジャンルに近いトピックを選択し、ユーザーのニーズを探ってみましょう。
同様の理由で、最新のニュースや新聞からネタを探し出すのも効果的です。特に情報発信系のブログを書いている方は、そのジャンルのニュースは毎日チェックし、ネタになりそうなものをピックアップすることでタイムリーな記事を書くことができるでしょう。
4.本屋・人気書籍から探す
本屋や人気書籍からネタを探すのも有効な方法です。
本屋は、ネタの宝庫です。敏腕編集者たちが受けるネタを見つけ出し、売れる本を作り上げます。
そんなプロ目線で選定された熱いネタが並んでいる本屋に行けば、きっとブログに書けそうなテーマが転がっているはずです。
直接本屋に行かなくても書籍の売上などからも参考にできます。今売れている書籍を調べるだけでも、ネタになりそうな内容が見つかるでしょう。
興味のある書籍を見つけたら、実際に読んでみることが大切です。
書籍に書かれている内容の中でテーマになりそうなものをいくつかピックアップし、派生させてネタを量産させることもできるでしょう。
5.ペルソナをイメージして考える
ネタを見つけるコツは、ペルソナを明確にイメージすること。
ペルソナとは、想定される読者像です。どんな人がそのブログを読むのか、極めて具体的に設定します。
ビジネスシーンにおいても、商品の利用者・購買者像としてのペルソナ設定は欠かせません。
ペルソナを具体的に設定すれば、どんな人が自分のブログを読むのか明確になります。そうすれば、その人が読みたい記事はどんなものか格段に想像しやすくなります。
ネタを一から探さずに、ペルソナが知りたい情報を考えていけば良いので、ネタ探しはぐっと楽になるでしょう。
6.自分の日常や悩みから探す
自身の日常の気づきや悩みから探すのも手です。
日頃生活していて感じることや、疑問に思うことを、ブログのテーマと関連づけて考えてみます。
テーマと逸れているようなことでも、意外と紐付けられたりします。
「自分だけが感じている悩みなのでは」と思ったとしても、必ず同じ悩みを持った人は存在するはずです。ネットやSNSで調べると、基本的に同じことで悩む人が出てきますよね。
そのため、自分の日常は、思ったよりもネタになり得ると思って過ごしてみましょう。日々たくさんのネタで溢れていることに気づけるはずです。
7.過去の仕事を振り返る
仕事の経験というのはネタの宝庫です。
その業界で働いたことがある人しか知らないような情報もあるからです。
今の仕事で成果を出した方法、業界の裏話、お得な情報、その業界に就職・転職した方法など、ネタは多く出てくるはずです。
業界内では常識でも、業界外では知られていない情報などもたくさんあると思います。
私自身、転職の回数が多いので、その分ネタが出しやすいです。
8.ニュースサイトを読む
ニュースサイトを読んでいると、ふとネタが思いつくことがあります。
今話題になっていることを取り上げて、自分なりに調べてみましょう。
話題のトピックは一時的に大きなアクセスが来る可能性がある反面、長期的には読まれないデメリットはあります。
9.どこかお店に行く
どこか気になっている飲食店などあれば、そのお店に行ってレポート記事を書くのも良いでしょう。
お店のレポートの際は、写真撮影しても良いか念のために店員さんに確認しましょう。
お店によっては撮影・取材お断りの場合もあるからです。
食べログなどで写真がいっぱい掲載されているお店は撮影OKの可能性が高いので、そのようなお店に行きましょう。
10.新しいことを始める
ブログネタを増やすには、新しいことを始めるのが効果的です。
例えば、「英会話を学んでみる」「プログラミングを学んでみる」「筋トレを始めてみる」などです。
ほとんどの人には、何か学ぶたいこと、始めたいことがあるはずです。
これを機会に何か新しいことを始めてみてはいかがでしょうか?
記事を書けるようになるまでには少し時間がかかると思いますが、始めは初心者向けに書くなどして、徐々にレベルアップしていけば良いでしょう。
11.ネットで買い物をする
ネットで買い物をして、その商品のレビュー記事を書いてみるのもおすすめです。
実店舗ではなくネットで買い物するというのがポイントです。ECサイトの商品であればリンクを貼って紹介がしやすいからです。
Amazonや楽天ならアフィリエイトができるので、これらのお店で購入するのがベストでしょう。
レビュー用の商品を買う際のポイント
- 安すぎる商品は購入前にいちいち調べたりしないので、記事が読まれないので避ける
- 高すぎる商品はネットで購入しづらいので避ける
購入するなら数千円から数万円程度の商品を買ってレビュー記事を書きましょう。
12.取材をする
少々ハードルは高いですが、お店や企業に取材をするのもおすすめです。
大企業だと断られる可能性が高いですが、比較的小さなお店や会社ならむしろ喜んで取材を受けてくれる所もあります。
取材記事を書くブログはそこまで多くないので、差別化することができます。
私も力を入れているメディアでは積極的に取材に行っています。
ブログがネタ切れになる原因
原因が分かれば解決に近づきます。というわけで、ブログがネタ切れになる原因について少し考えてみましょう。
ネタ切れの原因は主に「ペルソナ設定が不十分」「リサーチが足りていない」「完璧を求めすぎている」「書きづらいジャンルを選んでいる」というものが考えられます。
1.ペルソナの設定が不十分
先述したペルソナ(読者像)の設定が不十分だと、テーマの方向性があやふやになり、ネタが思い付きづらくなります。
ペルソナを考える際は、その人の姿形まで鮮明に思い浮かべられるほど具体的に設定するのがポイントです。
たとえばこんな感じに…
- 年齢:27歳
- 性別:女性
- 仕事:都内勤務OL
- 結婚:未婚
- 住所:二子玉川
- 服装:主にオフィスカジュアル。私服はスカートやブラウスなどが多い
- 趣味:カフェ巡り、YouTube鑑賞
- 性格:一人の時間が好きで、基本インドア。出かけるとしても一人行動が多い。最近はYouTubeで「ていねいな暮らし」系の動画を見るのにハマっている。料理動画を見ながら自炊もするが、カフェやカジュアルなレストランで夕食を済ませることも多い。3ヶ月前に恋人を別れてから独り身だが、一人でいることが楽に感じていて、新しい出会いが億劫。しかしこのままでいいのかという思いもあり…(省略)
ペルソナに愛着が湧き、「悩みを解決してあげたい」「もっと日常を豊かになって欲しい」と思えるようになれば、自ずとネタが湧き出てくるでしょう。
2.リサーチが足りていない
ネタ切れの原因として、単純にテーマのリサーチが足りていないということも挙げられます。
ブログのテーマについて、日々入念にリサーチしましょう。毎日そのテーマについてSNSで調べていたら、現在盛り上がっているトピックや、話題になっているニュースなどが自然と入ってきますよね。
ある程度調べて知った気持ちになると、それ以上の探究心が失われてしまうこともあります。
どれだけ調べても足りない、というくらいテーマに向き合えば、ネタ切れは起こらないでしょう。
3.完璧を求めすぎている
ブログで出す記事について、あまりにも完璧を求めすぎてしまうと、ネタ探しが難航してしまう場合もあります。
ネタが思い付いても、「このネタじゃ誰も読んでくれないんじゃ…」「ブログに出すネタとしては不十分なのでは…」と考え過ぎてしまうと、それ以上広がりません。
どんなネタが反響を呼ぶかというのは、意外と出してみないと分からなかったりします。思わぬネタが読者に刺さることだってたくさんあるのです。
そのため、あまり質や反応に固執せず、「とりあえず思い付いたネタは記事にしてみる」といった気楽な気持ちで取り組んでみると良いでしょう。
4.書きづらいジャンルを選んでいる
ネタ不足に陥る人に多いのが、書きづらいジャンルのブログを書いている、ということ。
コアすぎて情報が少なかったり、自分自身があまり興味のないジャンルを選んだりすると、なかなかネタが展開していきません。
ブログを続けるためには、それだけのモチベーションがないと難しいです。
そのため、ある程度情報が多く、自分が興味のあるジャンルから選ぶことが大切なのではないでしょうか。
もし現在書いているブログのジャンルが書きづらいと感じた場合、思い切って別ジャンルに路線変更するのも一つの手でしょう。
ネタ帳を作ることでネタ不足を防げる
ネタ不足最大の対抗策は、ネタ帳を作ること。
常にメモをするのは億劫に感じるかもしれませんが、思わぬときにネタ帳に助けられたり、インスピレーションをもらったりとメリットはたくさんあります。
また、何かアイデアが思いついても、メモしておかないと、すぐ忘れてしまいます。日頃からネタ帳を作っておくと、ネタをストックでき、ネタ切れに困らないでしょう。
ネタ帳に書くこと
ネタ帳には、日常で感じた疑問や、街中で見かけた面白かった出来事、記事にできそうな企画などを随時書き込みます。
筆者は、喫茶店で隣の座った人たちの会話で、記事のテーマになりそうなものを記録したりしています。
ほかにも、YouTubeのコメント欄に書かれている言葉で、違和感を覚えた者や気になったものをメモしたりもします。
とにかく、日常のすべてがネタになると信じ、気になった物事を片っ端からメモしていきましょう。
ネタ帳の書き方
では、効率の良いネタ帳の書き方とはどういうものなのでしょう。
ネタ帳よ聞くと、アナログ派の方ならばポケットサイズの小さなノートを思い浮かべるのではないでしょうか。手軽に取り出して書けるので、それも悪くないでしょう。
字を書くのが面倒な方は、スマートフォンのメモ帳にささっと記入しても良いでしょう。走り書きをして結局何を書いてあるのか分からない…といったリスクを防げます。
ほかにも、気になったネット記事やサイトをスクショする方法も簡単で便利です。写真フォルダに「ネタ帳」という項目を作ってまとめて保存しておくと見やすいです。
各々にあったやり方で、とにかく長続きする手軽な方法を考えて見ましょう。
まとめ ネタは日常に潜んでいる!
以上、ブログ記事のネタの出し方をご紹介しました。いかがだったでしょうか。
ネタ切れを防ぐコツをまとめると、下記のようになります。
- 「Googleサジェスト」や「キーワード分析」などのツールに頼る
- SNSや本屋から今熱い話題を探す
- ペルソナを具体的にイメージしてニーズを炙り出す
- 自身の体験や悩みからネタを考える
- 完璧を求め過ぎず思い付いたネタは記事にしてみる
こうしてみると、ネタは思いのほか日常に潜んでいることが分かります。たとえば電車の吊り革広告やカフェで隣に座った人の会話など、あらゆる場所にネタは潜んでいます。
日頃ネタ出しに困っている方は、日々起こる一つひとつの出来事に注意を向けてみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
他にもこんな記事があります。
Webライターってどんな仕事?年収や仕事内容、メリット・デメ…
こんにちは、ライターのMIKIです。リモートワークの働き方が浸透した昨今、場所を選ばず自由に働ける「…
未経験からWebライターになるには?仕事内容や必要なスキル
こんにちは、WebライターのMIKIです。昨今働き方が多様化するなかで、自由に仕事できる(印象がある…
文章上達のコツは?読みやすい文章を書くテクニック
こんにちは、ライターのMIKIです。私はライター6年目になりますが、日々実感するのは文章力の大切さ。…