こんにちは、ライターのMIKIです。
ライター、ブロガーの皆さんは、タッチタイピングを習得していますか?
ライティング技術や語彙力を高めるトレーニングはしていても、タッチタイピングを練習している人は少ないのではないでしょうか。
タッチタイピングをマスターすることで、効率良く仕事をこなすことができ、なによりライティングが格段に楽しくなります!
というわけで今回は、タッチタイピングを習得するメリットやコツをご紹介します。
目次
タッチタイピングとは
タッチタイピングとは、キーボードに目を落とさず、画面を見たまま、指の感覚で文字入力を行うことを指します。
昔は「ブラインドタッチ」とも呼ばれており、こちらの方が聞き馴染みがある方も多いのではないでしょうか。
タッチタイピングを習得することで、タイピング速度を上げることができます。
タッチタイピングは、日常的にキーボードを打つことで身に付く場合もありますが、多くの人はトレーニングをしてスキルを習得しています。
タッチタイピングのスキルが必要な理由
ライティングやブログ執筆にあたり、タッチタイピングのスキルは必要なのでしょうか。
ずばり、「あるに越したことはない」でしょう。では、タッチタイピングのスキルが必要な理由を説明していきます。
作業を効率化できる
タイピングが早ければ、同じ時間でより多くの文字を書くことができます。そのため、効率的にライティング業務をこなせます。
ブログ執筆に関しても、これまでより更新頻度を上げることができるかもしれません。
タイプミスを減らせる
また、タッチタイピングを習得すれば、タイプミスを減らせます。タイプミスで滞ると、せっかく書きたい内容が浮かんでいても、作業が中断されてしまいます。思いのままに文字を打てるようになれば、それだけ文章の表現力も上がるはずです。
いわゆる「筆が乗る」という状態に、パソコンで対応できるということですね。
リズムに乗れて楽しい
そしてなにより、タッチタイピングができると、楽しい! それに尽きます。
個人的には、ライティングはリズムが命だと思っています。ライティングが早くて上手い人は、文章力があるというより、執筆のリズムに乗れている人だと感じます。
流れるようにタイピングができたら、それだけで「ライティングのリズム」に乗ることができます。リズムに乗って思いのままにライティングができたら、まるで運動やダンスのように、楽しく執筆をこなすことができるでしょう。
タッチタイピング上達のコツ10選
ではさっそく、タッチタイピングのコツを紹介します。
タイピングをマスターするために、ぜひ下記を実践してみましょう。
1.ホームポジションを意識する
タッチタイピング習得法として真っ先に上がるのが、「ホームポジション」。
ホームポジションとは、効率的なタイピングをするために定めた、左右の人差し指から小指までの置く位置です。
キーボードを触ってみると、突起があると思います。この突起部分が、ホームポジションにあたります。具体的には、左の人差し指はF、右の人差し指はJに配置します。この2本の指を中心に、残りの指を配置します。
ホームポジションを意識することで、指の可動範囲に対し自然な動きが身に付くので、スムーズなタイピングが叶います。そして、手や指の疲れも軽減されます。
タイピングに独自の癖がある人は、ホームポジションを意識して矯正してみても良いでしょう。
ポイントは、「入力を終えるたび指をホームポジションに戻す」こと。何度もホームポジションに戻り、感覚を掴みましょう。
2.キーボードは絶対に見ない
タッチタイピングを習得するにあたり大切なのが、キーボードは絶対に見ないということ。
意地でも見ない、という姿勢が重要です。
普段キーボードを見ながらタイピングしている人は、見ながら打つやり方が習慣化され染み付いているのではないでしょうか。そのいわゆる「癖」を矯正することで、タッチタイピングをマスターすることができます。
矯正の一番手っ取り早い方法が、キーボードを意地でも見ないというやり方です。
どうしても見てしまう方は、薄いタオルや紙を被せてタイピングを行いましょう。
3.スピードより指の位置が重要
タッチタイピングを練習する際は、まずスピードより指の位置が正確かどうかを意識しましょう。
いざタッチタイピングを行うとすると、どうしてもスピードを重視しがちです。
しかし、スピードだけに囚われると、タイプミスが目立つようになってしまいます。
はじめは丁寧で正確なタイピングを心がけましょう。指の位置を正確に把握できるようになれば、自ずとスムーズにタイピングができるようになります。
4.はじめは短い文章から
タッチタイピングの習得のコツは、短い文章から練習すること。
長い文章を正確に打とうとすると、それだけハードルが上がり、挫折しやすくなってしまいます。
まずは短い文章や単語を打って成功体験を積み重ねることで、モチベーションを保ちつつ練習することができます。
そのため、はじめは短い単語を繰り返し練習し、慣れてきたら徐々に長い文章にチャレンジしていくやり方が、結果的には効率的といえるでしょう。
5.声に出して練習する
タイピングをする際に、文字を声に出す練習もおすすめです。
1文字ずつ声に出して打つことで、タイプミスを減らし、正確なタッチタイピングができるようになります。
視覚だけでなく、触覚や聴覚を使いながらタイピングすることで、感覚的にタッチタイピングのコツを掴むことができます。
慣れてくると、声に出さなくても、頭の中の文章をそのまま入力できるようになってきます。
「声に出さなくても打てる!」と思ったら、それは上達の兆しでしょう。
6.タイピング練習は毎日続ける
タイピングの練習は、できるだけ毎日続けましょう。
スポーツでも、音楽でも、毎日の基礎トレーニング・練習はとても重要視されています。基礎を反復することで地肩が付き、実力を伸ばすことができます。
タイピングも同じで、継続して練習に取り組むことで、コツを掴むことができるでしょう。
日常的にライティングを行うライターや、ブログ執筆をするブロガーの場合、ほぼ毎日タイピングする機会があるはずです。
その際、流れ作業のように行うのではなく、練習のつもりでタイピングすることで、上達が早まるでしょう。
7.タイピングを楽しむ
タッチタイピング上達のコツは、タイピングを楽しむことです。
先述したとおり、タッチタイピングができるようになればなるほど、ライティングが楽しくなります。
それは、リズムに乗るように文字を打つことができるからです。
そのため、実際にタイピング練習をする際も、リズムゲームのような感覚で楽しんで行ってみましょう。
「今日はミスの数を抑えられた」「今日は30分で1000字打てた」など、日々の成果を数値化するのもおすすめです。
8.なぜタッチタイピングを習得したいのか考える
タッチタイピング習得の鍵は、目標を明確にすることです。
タイピングの練習は、とても地道なものです。毎日行っていると、だんだんモチベーションが下がってきてしまう恐れもあります。
そのため、なぜ自分がタッチタイピング習得したいのか、目標を明確に示しておきましょう。
たとえば、「作業効率を上げて収入を増やす」「ブログの更新頻度を上げて収益化を目指す」など、具体的なものが良いでしょう。
9.同時に文章も早く考える
タッチタイピングをさらに上達させるために大切なのが、文章スピードを上げることです。
いくらタッチタイピングでタイピングのスピードが上がっても、思考が追いついていなければ意味がありません。
同時に文章を早く考えるよう意識すると、さらに思いのままタッチタイピングすることができ、実務により活かすことができます。
文章が思いつかないという方は、好きな記事や書籍の文章を真似てみるのも良いでしょう。分かりやすい文章をコピーすることで、文章力が身に付きます。
ほかにも、PREP法などのフレームワークを利用するのも効果的です。自分に合ったやり方で文章力を高めましょう。
10.タイピングゲームを活用する
タイピングゲームは楽しくタイピングが練習できるのでおすすめです。
上手くなれば点数が増えていくので、練習の成果が目にみえる形になるのもタイピングゲームの良さです。
タッチタイピングが練習できるサイト
ここでは、タッチタイピングを無料で練習できるサイトを紹介します。
e-typing
インターネットでタイピング練習 イータイピング | e-typing ローマ字タイピング
無料でタイピング練習ができるサイトです。
「腕試しスキルチェック」でタイピングスキルを採点してくれます。
スキルチェックの文章は毎週更新されるので、さまざまなパターンの文章が練習できるのが特徴です。
週替わりのスキルチェック以外にもカテゴリー別の文章も用意されています。
練習を重ねるごとに点数が上がるのが楽しくて長く続けられると思います。
寿司打
ゲーム感覚でタイピングが練習できるサイトです。
寿司がのったお皿が流れてきて、流れ切る前に文章をタイプしなければなりません。
制限時間内に寿司をゲットした数だけポイントが入ります(〇〇円分のお寿司)。
ミスなしを連続で続けると残り時間が増えて、よりお皿を稼げるようになります。
レベル別でチャレンジできるので、初心者でも問題ありません。
まとめ
以上、タッチタイピング習得のコツやメリットをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
タッチタイピングの重要性について、「効率化」や「タイプミス軽減」を説くものはよく拝見します。しかし、「ライティングのリズム」に触れている記事はあまり見かけません。
しかし私は、執筆のリズムに乗ることが、非常に重要だと思います。
ライティングをしているなかで、「どうも捗らない」「執筆が進まない」という方は、思考の動きとタイピングの動きが一致していない(=リズムに乗れていない)可能性があるのではないでしょうか。
思考のままに、リズム良くライティングができたら、作業が捗るだけでなく、楽しみながら執筆できるはずです。
少しでもタッチタイピングの習得を目指す方が増えたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
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