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はいみなさん健康優良な生活を送っていますか−!
健康のためには体内環境を変える必要があります。いくら健康っぽいと外から見えてもそれじゃあ意味はありません。化けの皮というのは剥がせばバレるわけで、体内から健康であれば皮から健康なので剥がれる心配もないですからね。
健康のためには色々とやることはあります。運動したり睡眠をしっかりとったり食事を改善したりと、人によってはやること自体が苦手なこともあるわけです。運動なんかその代表ですね。慣れれば気持ちいいものですが慣れてなかったら取り組むこと自体にストレスも発生するものです。
健康のためにはストレスなく無理なく継続することが重要です。なぜなら継続できなければ健康というのは成立しません。不摂生極まりない生活をしている人が2、3日健康な生活をしたところで改善するわけではないですからね。
そこで無理なく健康を手に入れることが重要になります。たとえばコレステロール1つとっても、無理な食事制限をするのではなく、食べたいものを食べながら減らすことができれば続けられるのです。
そこで今回は、コレステロールを下げることができるお菓子というものを交えながら、コレステロールと健康の話をしていきたいと思います。
コレステロールとは?
コレステロールというのは健康と結びつけてよく耳にする機会も多いでしょう。ではそもそもコレステロールとは一体なんでしょうか?
なんとなく人体に悪影響のあるもの…そんなイメージもあるのでは?
それは半分正解で半分誤りです。というのも、コレステロールはたしかに増え過ぎれば人体に悪影響を及ぼしますが、一定数は必要なわけです。嫌われがちな脂質だって体には必要ですからね。増えすぎるとマズイだけです。
ではコレステロールとは一体なんでしょうか?
コレステロールとは細胞膜や体の働きを微調整するホルモン、あとは脂肪を消化吸収する胆汁酸を形成するために必要な物質です。この時点でコレステロールが体に必要なのが分かりますね。脂肪を消化吸収するために一役買う時点で無ければ困るわけです。ありすぎても困りますが。
コレステロールは肝臓でつくられます。そして血液にのって全身に運ばれていき、余分なコレステロールは血液にのって再び肝臓に戻ってきます。
コレステロールと一口で片付けられません。なぜならコレステロールには善玉と悪玉というものが存在するからです。これも聞き覚えがある方も多いはず。
ではそれぞれどういう働きの違いがあるのか、善玉と悪玉というからには働きが違うわけです。
善玉コレステロール、つまりHDLコレステロールは血管の壁などにたまったコレステロールをとりのぞいてくれます。つまり余った不要なコレステロールを回収してくれるので善玉といわれるわけですね。
対していかにも名前的に不穏な悪玉コレステロール、つまりLDLコレステロールは肝臓でつくられたコレステロールを全身に運ぶ働きがあります。なので人体にとって必要なことに違いはありませんが、増え過ぎると動脈硬化を起こすため悪玉などという物騒な名前をつけられているわけです。
コレステロールは人体にとって悪?
ちなみに悪玉コレステロールが増えすぎると善玉コレステロールが減ってしまったり、動脈壁に取り込まれて溜まっていってしまうので過剰に増えないようにする必要はあります。
しかし悪玉コレステロールが無ければコレステロールを全身の各組織に運ぶことができないので、人体にとっては必要不可欠です。
そしてコレステロール自体は髪や皮膚を滑らかにする効果もあるので美容的にも必須なわけです。コレステロールが足りなければ髪も肌もパッサパサになります。
しかも美容だけではありません。病気にだって弱くなるのです。というのもコレステロール不足になれば細菌感染しやすくなるわ、血管細胞が弱くなって脳内出血まで起こりやすくなるというかなり危険な状態になるわけです。
コレステロールと中性脂肪の違い
ちなみにコレステロールと混同されがちなもので中性脂肪があります。というのも、どちらも血中にある脂質であるから似てるといえば似ています。そしてなんとなく体に悪そうだというイメージを共通して持たれるところも一緒ですね。しかし、役割が違うので別物です。
中性脂肪は人間が活動するためのエネルギー源になります。なのでコレステロール同様にやはり人体にとって無くてはならないものです。
また、内臓を衝撃から守ったり、皮下脂肪になるのも中性脂肪です。皮下脂肪になんてなってほしくないと思う方もいるかもしれませんが、皮下脂肪は衝撃から人体を守ってくれるだけでなく、体温を保持するための役割があるのでやっぱり欠けてはならないのです。単に現代人の食生活的に中性脂肪もコレステロールも増えやすいから嫌悪されるだけで、確実に必要なものなんですよ!!!
コレステロールが増えすぎるとどうなる?
しかし何事も適量が重要です。野菜ですら食べ過ぎると健康に悪影響を及ぼすといいますからね。ものによっては発がん性があるなんて言われるほどですし、なんでもかんでも食べ過ぎればいいというわけではありません。
コレステロールも然りです。コレステロールは食生活が偏るだけですぐに増えるため、増え過ぎている人が多いゆえに嫌われるわけです。なのでコレステロール過多になると健康診断で引っかかってあせるわけですね。
コレステロールの増え過ぎて危険視されるのは悪玉コレステロール、つまりLDLの増えすぎです。先ほどお伝えしたように、血中に悪玉コレステロールが増えすぎると血管の壁にべちょっとついてしまいます。そうなると血管壁がふくれあがるため、血管の内側の空洞部分がせまくなります。すると血管が狭くなるだけでなく、血管壁が硬くなりもろくなっていきます。
これがどうして恐ろしいかというと、よく耳にする動脈硬化こそがこれなのです。つまり悪玉コレステロールが増加すると動脈硬化を引き起こします。
それだけではありません。他にも怖い病気の原因になるのです。血管が狭くなると血栓という血の塊ができます。するとどうなるでしょうか?血管が思いっきり塞がれるのです。
血管が塞がれるなんてそれ自体がどれほど危険か。体内での循環が妨げられるというのは、たとえば喉を塞がれて呼吸できないようなものです。そんなにヤバいのかというと、思いっきりヤバいです。なぜなら血管つまると脳梗塞になるからです。
脳梗塞は酸素が脳にいきわたらくなることで起こります。脳梗塞は感覚障害や麻痺、最悪の場合は死の危険もあるため、非情に危険です。
さらに血管が塞がるという共通の危険によって起こるのが心筋梗塞です。心筋梗塞は心臓に酸素と栄養を送るための血管である冠動脈が塞がることで起こります。つまり心臓に血液が流れなくなることで起こるのです。
そうです。悪玉コレステロールが増え過ぎて血液の流れが止まると、脳や心臓に血液がうまく送ることができなくなるのです。
悪玉コレステロールが嫌悪される理由がよくお分かりかと!!!!!
悪玉コレステロールが増える原因
では悪玉コレステロールはどうして増えるのでしょうか。
まず1発目に挙げられるのは食事です。というのも、コレステロールを多く含む食材を摂取すれば摂取するほど増えます。そして現代人の食生活において、コレステロールがたくさん含まれる食事が多く摂取されているのです。
なぜならコレステロールが多いものはみんな大好きな食べ物ですからね。たとえば肉類にはコレステロールは多く含まれていますし、特にレバー類はコレステロールがトップクラスに豊富です。また、卵にもめちゃくちゃ含まれています。卵は健康食として非常に注目されていますが、コレステロールが気になる人は控えるべきだという見方もあるほです。
あとは若鳥の手羽先やうなぎの蒲焼、するめイカの刺身にシシャモ、すじこ、たらこなど、お酒が好きな人は要注意な食べ物ばかり。お酒のつまみにすれば美味なものばかりですからね。
ちなみにアルコール自体は少量であれば善玉コレステロールを増やしてくれるので、動脈硬化予防になります。しかしお酒を適量飲むなんてのは大抵の人には難しいでしょう。アルコールは取りすぎると中性脂肪を増やすため、結果的に血中にとってよろしくない結果となるのです。
食生活の乱れによって悪玉コレステロールが増えるばかりか、食生活が乱れるとみんな大嫌いな肥満体型になります。そして肥満になると脂肪が内臓まわりに蓄積されて中性脂肪になります。お酒の飲み過ぎや肥満によって中性脂肪が増えるとどうなるかというと、悪玉コレステロールの合成を促してしまいます。
そうです。中性脂肪が増えれば悪玉コレステロールの材料が増えるため、悪玉コレステロールが増えるのです。
悪循環!!!!!!
コレステロールを下げるには?
ではコレステロールを下げるにはどうすればいいかという話ですが、やはり食事を改善するのが一番手っ取り早いです。いきなりコレステロール値が下がるわけではありませんが、コレステロールが増える食品を食べれば食べるほど高コレステロールになり、脂質異常症と判断されます。
脂質異常症になったからといってすぐに体に異変が起こるわけではありませんが、だからこそ恐ろしいのです。いざ体に異変が起こったら、先ほど紹介したような恐ろしい症状にどんどん近づいてしまうわけですからね…。
なので普段から食事を改善するのがいいわけですが、普段から食べている大好きなものが高コレステロールというのは珍しくありません。美味しくて手軽に購入できるものが多いからこそコレステロール値は増えやすいですし、そしてコレステロールは嫌われるわけです。
なので根性や気合いでこれらの食事をすぐに辞められる人は、コレステロールの高さはさほど悩みではないでしょう。
なので代替となる、コレステロールをむしろ下げるような美味しいものを食べればいいわけです。特に間食で悩んでいる人には、悪玉コレステロールが下がるお菓子をオススメいたします。
コレステロールを下げるお菓子
コレステロールは間食やお菓子を食べることでも増えやすいです。というのも、砂糖や牛乳、乳製品を用いているとカロリーが高くなるため、コレステロールの増加と関係していきます。
なので、糖分や乳製品が控えめのものをお菓子として食べるのがいいです。
寒天
たとえば寒天。寒天とは、テングサやオゴノリといった紅藻類の粘液室を固めて凍結し乾燥させたものです。つまり海藻を原料にしている食品ですね。ピンとこない方はところてんをイメージしていただければと。ところてんから水分を取り除いて乾燥させると寒天になります。
そして寒天ゼリーはノンカロリーのため、食べても太る心配がありません。胃の中で膨らむため満足感満腹感を得られるため、ダイエット食品としても有用です。
さらに国内研究によると、12週間寒天を食べたところ、糖尿病患者のコレステロール増加が緩和されたという報告もあるのです。さらに100gの観点にはレタス30個分の食物繊維も含まれているため、美容の観点からも非常に優れています。
とはいえ、寒天をそのまま食べてもおやつにはなりにくいので、果物を使った観点ゼリーをお菓子にするのがいいでしょう。ここで注意なのが、糖分や乳製品を抑えているものを食べるということですよ!
ローヤルゼリー
ゼリーつながりでいえば、ローヤルゼリーもオススメです。
ローヤルゼリーとは女王蜂だけが食べることのできるまさに選ばれし者のためのゼリー。そのため非常に栄養価も高いです。ローヤルゼリーには三大栄養素のビタミン、炭水化物、タンパク質が含まれており、さらにミネラルや必須アミノ酸など40種類以上の栄養が含まれています。
これらの成分が悪玉コレステロールを下げるために一役買うわけですね。栄養バランスもコレステロール対策には必須なわけです。
ちなみにローヤルゼリーを4週間摂取したところ、総コレステロールと悪玉コレステロールが減少したという研究報告もあります。
ローヤルゼリーはそのまま食べるよりも、飲み物に入れて混ぜるだけで簡単に摂取できるので習慣化するのがオススメ!
ちなみにローヤルゼリー自体にはカロリーがあるため、パンケーキなど高カロリーなものに塗るのは控えましょう。あとは熱い飲み物に入れると成分が壊れるのでNG!
くるみ
食べ応えがないものばかりでいまいちだという人には、ガツガツ噛めるお菓子をご紹介!
それがくるみです。くるみはビタミンやミネラルのほか、ω-3脂肪酸など善玉コレステロールを上昇する効果もあるためコレステロール値改善にオススメです。高コレステロール患者にくるみを1日あたり64gを6週間摂取してもらったところ、総コレステロールと悪玉コレステロールが下がっていったという研究報告もあります。
また、間食においてもくるみは優秀です。小腹が空いた時に食べれば空腹感も満たしやすいので、お菓子としてくるみを食べるのはダイエットにもなります。とはいえ、くるみ自体のカロリーはけっこう高めなので、手のひら1杯程度にとどめておくのがいいですね。
我慢せずにコレステロール値を改善しよう!
お菓子として食べるものを変えて、我慢なく無理なくコレステロールを下げていければ自然と改善できます。
まずは普段食べているものとコレステロールを下げる食品を入れ替えるところから始めましょう!
参考サイト:
コレステロールって何だろう?
コレステロールと中性脂肪について詳しく知ろう
LDLが高いと心筋梗塞リスク!|善玉・悪玉コレステロール数値表
コレステロールとは?LDL(悪玉)コレステロール値が増える原因と下げる対処法|脂肪燃焼コラム