はいみなさん健康な生活送っていますでしょうか!
健康のために必要なのはまず食事です。食事こそが体をつくっているので食事さえどうにか気を遣っていればかなりの体調不良の改善もできますし、なんなら病気の予防だってできます。
寿命を伸ばすには健康でいればいいのです。寿命を伸ばすためには病気知らずでいればいいので、普段から食事を意識していれば病気にならずに済みますし寿命も伸びて医療費もかからずにめちゃめちゃ節約になります。
そんな健康を叶えてくれる食事なんて意識するのが大変だと思っている方、簡単な食習慣の改善にもなるスーパーな食品を教えましょう。
それはヨーグルトです!
今回はヨーグルトに焦点を当ててどんな健康効果があるのかを紹介していきましょう!
病気にならないだけでなく、美容やダイエットにもつながるので一石何鳥か分からないほどお得ですよ!
ヨーグルトとは?
ヨーグルトは健康にいいというのはだれもが常識のようになっていますが、ではそもそもヨーグルトとはいったいなんでしょうか?
ヨーグルトというのは発酵乳の一種です。発酵乳とはその名の通り、乳を乳酸菌や酵母で発酵させたもののことをいいます。
歴史はかなり古く、そのルーツをさかのぼると数千年前になるのです。数千年前というのも驚きですね…
ちなみに日本では仏教の伝来と一緒に500年代には百済経由で伝えられたといわれています。百済は古代の朝鮮半島の国ですね。
乳を使うということで、いろんな動物の乳を原料にしています。馴染み深いのは牛ですが、ほかにも羊やヤギ、それに馬の乳を原料にするものもあります。これは国によって異なりますね。ヨーグルトは世界中にあるため、インドやロシア、モンゴル、北欧など、各地の風土に根ざしたヨーグルトがつくられた歴史も興味深いところ。
ヨーグルトは発酵乳の一つ
ちなみに、ヨーグルトというのは発酵乳の一種であり、発酵乳のことをヨーグルトというのではありません。発酵乳の歴史をさかのぼると、メソポタミアでは紀元前8000年頃には牛や羊が飼育されて、飲料として親しまれていた牛乳や羊乳を保存するために乳製品がつくられていたといいます。紀元前8000年ってことは、今から1万年前になるということですね…脈々と受け継がれてきた、どころではない年月です。
発酵乳というのはヨーグルトのほかにも、東ヨーロッパからアジア地域で馬乳からつくられるアルコール性の発酵乳であるクミスや、インドやネパールで牛や水牛などからつくられるダヒ、スマトラ島で水牛の乳からつくられるダディなど世界中で発酵乳は存在します。
ヨーグルトの定義
発酵乳というものはいろいろと世界中にあり、ではヨーグルトは一体どんな発酵乳のことを指すのでしょうか。ちゃんと定義というものがあり、厚生労働省の乳等省令において発酵乳として位置付けられております。
発酵乳自体の定義は、「乳又はこれと同等以上の無脂乳固形分を含む乳等を乳酸菌または酵母で発酵させ、糊(のり)状又は液状にしたもの、又これらを凍結したもの」とされています。
そして成分の基準は、無脂乳固形分が8.0%以上、1mlあたりの乳酸菌数または酵母数1000万以上、大腸菌群は陰性といったように取り決められているのです。
ヨーグルトの種類
なんとなくヨーグルトについてイメージしていた人からすると意外かもしれませんが、そもそもヨーグルト自体にもいろんな種類があります。
プレーンヨーグルトなど聞いたことがある人も多いでしょう。プレーンヨーグルトというのは、砂糖や香料などを加えずに発酵させたものです。かなりシンプルなヨーグルトなので、そのまま食べるのはもちろん料理にも利用できる幅広さが利点ですね。
また、原料乳に甘味料や果汁などのほか、寒天やゼラチンを加えてプリン状にしたヨーグルトをハードヨーグルトといいます。
ほかにもヨーグルトの組織を細かく砕いて液状にしたものはドリンクヨーグルトといい、そのままの意味で飲料として摂取できるヨーグルトですね。この場合は飲みやすくするために甘味料などが加えられていることが多いです。
発酵乳の1つであるヨーグルトのなかでも、さらにさまざまなものがあるということですね。
ヨーグルトの健康効果
ではヨーグルトはなぜこんなにも種類があり、人々に親しまれているのかといえば、それはもちろん人類にとって有益だからです。
ヨーグルトは体内環境を改善するだけではなく、美容やダイエットなど外見に影響を与える効果もばっちりあります。
腸内環境の改善
まず挙げられるのはヨーグルトによる腸内環境の改善です。腸内環境は近年どんどん注目されています。腸内環境が人間の性格やら何やらを司るという話もあるくらいですし、腸は第二の脳などとも言われるほどです。
そもそも脳自体が腸から派生してつくられるなんていう人体構造の神秘もあるわけですから、腸内環境が悪ければ悪いほどどんどん健康も性格も悪くなるというわけです。
そんな腸内環境を改善する力がヨーグルトにはあります。これはヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌が善玉菌を増やすことで腸内環境を改善してくれるわけです。
腸内環境の改善は老化予防や便秘改善、肌荒れの低下などさまざまな効果がありますから、ヨーグルトを毎日食べることで腸内環境を健康に保てるわけです!
また、ヨーグルトを食べて腸内の善玉菌が増えることで、免疫力も高まっていきます。そのため病気知らずにもなれるわけですから、腸から健康になることは全ての健康を司るといっても過言ではありませんよ!
メンタルの改善
ヨーグルトを摂取して腸内環境を改善すれば肉体的に健康になるばかりか、精神的にも健康になります。というのも、ヨーグルトに含まれるカルシウムは心を穏やかにする力があるからです。カルシウム不足はイライラの原因といいますから、ちゃんと食べるものを食べるのは非常に大事というわけですね。
また、ヨーグルトにはトリプトファンとよばれる必須アミノ酸が含まれています。このトリプトファンは別名幸せホルモンと呼ばれるセロトニン生成をするので、ヨーグルトから摂取するのはメンタル改善に直結します。
というのも、トリプトファンは体内で生成できないからです。そのためヨーグルトを摂取する習慣があればメンタルを健康に保つ習慣づくりにもなるわけです。
また、セロトニンはメラトニンの元にもなります。メタロニンは安眠効果があるため、ヨーグルトを食べていれば睡眠の質をアップできるのです。睡眠の質はメンタルを大きく左右するので、ヨーグルトは肉体も精神もどちらも健康にしてくれるスーパー効果があります!
ダイエット効果
さらにうれしいのがダイエット効果です。というのも、腸の環境がよくなれば腸の運動量がアップします。つまり基礎代謝の量がアップするのです。
基礎代謝量というのは何もしなくても内臓や筋肉などが動くことで消費するエネルギー量のことであり、つまり内臓が活発に動くだけでなにもしなくてもダイエットになるのです。基礎代謝が低ければそれだけ痩せにくい体になるので、ヨーグルトを食べればすなわちダイエット効果があるということです!
また、腸内環境が改善されることで便秘が解消されれば、その分だけ体重減少にもつながります。健康になればその分だけ痩せやすくなって見た目も変わるのでいいこと尽くしですね。
肌環境まで改善
見た目の改善ということであれば肌の健康を改善してくれるのもヨーグルトの大きなメリットです。
というのも、腸内環境が改善されることで体内に老廃物が溜まりにくくなり、その結果肌の状態が改善されていくのです。腸内環境を改善することでなんでもかんでも解消できるというのがすごいですね!
さらにヨーグルトに含まれるビタミンB2には、皮膚や粘膜の健康を維持する力があります。逆に言えばビタミンB2が不足することで肌環境は悪化するので、ヨーグルトで肌を美しく保つために必要な栄養素を補えるのはうれしいところです。
ヨーグルトを食べ過ぎるのはNG
体内もメンタルも見た目も何もかも改善してくれる魔法の食材ヨーグルトですが、食べ過ぎは禁物です。なにごともやり過ぎはよくありませんからね。
まずヨーグルトはいろんな種類があるといいましたが、糖質を加えて食べやすく飲みやすくしている商品も多いです。これらを摂取しやすいからといってとりまくっていると、逆の太ってしまいます。糖質過多になれば体内にとってもNGなので、毎日食べるのであればプレーンヨーグルトがオススメですね。
さらにおそろしいのは、ヨーグルトの脂質です。これは食べ過ぎるとなんと発がん性物質に変わる可能性があるのです!
というのも、脂肪が増えることで胆汁が腸に排出されることで起こります。そのため健康のためのつもりが真逆の状態になりかねないので、ヨーグルトは1日に200mlを目安に摂取してください。
また、ヨーグルトだけを食べまくっていても健康にはなれません。たしかにヨーグルトには豊富な栄養素があり、紹介したような健康効果があるのは事実です。
しかし、ヨーグルトは全ての栄養素を含んでいるわけではありません。そもそもそんな食品があるのかという話ですが、ヨーグルトはビタミンDやビタミンE、さらにビタミンCがほとんど含まれていないため、偏った食生活になる可能性があります。というのも、食事を抜いてヨーグルトだけ食べるなんてことをしていれば、栄養バランスが崩れかねませんからね。
ヨーグルトも食べつつ、ほかの食品もしっかり摂ることで健康に慣れるわけです。
ヨーグルトと一緒に食べるとよいもの
ということでヨーグルトはほかの食品と一緒に食べれば効果倍増というわけです。
ブルーベリー
なかでもオススメの食材があります。まずはブルーベリーです。
ヨーグルトとブルーベリーってだけでかなりいい組み合わせに感じますよね。そのイメージ通り!
まずブルーベリーはケンタッキー大学の研究によると、1日100gを毎日食べただけで記憶力や集中力がアップしたという報告があります。つまりブルーベリーを食べることで頭がよくなるというわけですね!
また、ブルーベリーを食べることで酸化によるDNAの損傷を防ぐこともできます。酸化は老化にもつながるわけですから、ブルーベリーを食べることで老化予防にもなるということです。
さらにまっセー大学の研究によると、ブルーベリーを食べると運動時の筋肉のダメージ量が減少したという報告もあるため、疲れにくい体にもなるというわけですね!
バナナ
ヨーグルトと一緒に食べるといいもの、2つ目はバナナです。
バナナの場合は食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を改善してくれる効果があるだけでなく美肌効果もあります。
つまり腸内環境と美容を改善したい人にとってはヨーグルトとバナナの組み合わせは非常に魅力的というわけですね。
とはいえどちらも体を冷やしてしまう作用があるので冷え性の方は注意が必要です。
アボカド
腸内環境を改善する効果を期待できる食べ合わせでアボカドがあります。
というのもアボカドに含まれる食物繊維が腸内環境の改善につながるからです。
ヨーグルトとアボカドというのは意外かもしれませんが、サラダにして食べればヨーグルトの酸味が美味しさになるのでオススメですよ。バナナの場合はデザートになりますが、アボカドとの組み合わせは前菜としてよさそうですね。
カボチャ
スイーツ的な食べ合わせ以外のセットを紹介すると、カボチャもオススメです。カボチャに含まれるβカロテンとヨーグルトに含まれるカルシウムの相乗効果によって、高血圧を予防してくれます。そのため血圧が気になる方にとっては非常にいい食べ合わせです。
また、カボチャにはビタミンCが含まれているため、疲労回復効果も期待できます。
オリゴ糖
ヨーグルトは加糖されていないものを食べるのがいいといいましたが、甘さをプラスしたい場合はオリゴ糖がオススメです。
というのも、オリゴ糖は善玉菌のエサとなるプレバイオティクスと呼ばれるものであり、ヨーグルトはプロバイオティクスというものです。この2つを組み合わせるとシンバイオティクスとなり、腸内環境を劇的に改善することができます。
ヨーグルトを効果的に摂取して健康になろう!
ヨーグルトは腸内環境を改善してみるみる健康になる食品です。食べ過ぎに気をつけながらヨーグルトを食生活に取り入れて、美しく健やかな肉体になりましょう!
参考サイト:
ヨーグルトとは?
ヨーグルトの基礎知識
ヨーグルトの魅力を最大限に引き出す効果的な食べ方とは
ヨーグルトダイエットの効果とは?方法やヨーグルトの選び方も解説
腸活にはヨーグルトがおすすめ!効果的な食べ方・レシピ・トッピングやタイミングを紹介
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