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はいみなさま健康優良な毎日をお送りでしょうか!
健康のためには食べるもの飲むものがとても重要です。運動を毎日していても摂取するものがNGだとどうしようもありませんからね。
毎日習慣的に飲んでいるものが健康に大きな影響を与えるとすればこれは聞き捨てなりません!
そんな飲み物で取り上げたいのがコーヒーです。みなさんはコーヒーは毎日飲まれていますか?
じつはコーヒーには大きな健康効果があるのです!しかし気をつけなければデメリットもあったりするので、今回はコーヒーにまつわるあれこれを紹介したいと思います!
コーヒーとは?
ではそもそもコーヒーとはそもそもなんなのかを紹介しようと思います。かなり歴史のあるものだという印象もあるかもしれません。それにコーヒーについての知識はいろいろと意外性に富んでいるので、このあたりを知っておくのも面白いですね。
コーヒーとはもともと野生の木です。コーヒーが木というのも驚きかもしれませんね!
発芽した苗3ヶ月ほどかけて1本ずつビニールポットで育て、農園の苗床で2、3年をかけて育てていきます。コーヒーの栽培は赤道を中心とした南北25度の地域で行われており、手入れをしなければなんと10mほどまで成長するというのです。
ちなみに、和名ではコーヒーの名称コーヒーノキです。これまた意外な事実。また、コーヒーの実は赤く熟すため、コーヒー・チェリーと呼ばれています。
コーヒーはアラビアを起源にイスラム教全土へと広まっていたとされており、種子を粉にして使うようになったのは13世紀頃とのこと。コーヒーのお店ができたのは1510年頃で、カイロに世界で初出店されました。
コーヒーの健康効果
古くから人類に親しまれているコーヒーには、それだけ健康効果があります。というのも、コーヒーは生活習慣病などの病気にも効果的だということが判明しているのです。
オランダの約1万7000人を対象にした大規模な調査によると、なんとコーヒーを1日に飲む量で健康状態が変わったのです。
1日に7杯以上飲むグループと、2杯以下のグループの健康状態に大きな違いが出たのです。そもそも1日で7杯飲むというのがお国柄というかけっこうな衝撃もありますが、なんと7杯以上飲んだグループでは糖尿病のリスクが2杯以下のグループに比べて半分だったのです!
また、フィンランドでは国立公衆衛生研究所による調査でも、コーヒーの健康効果は判明しています。これは約1万4600人を対象にしたこれまた大規模な調査です。
これによると、1日10杯以上コーヒーを飲んだ人は、糖尿病リスクがなんと79%も下がったのです。これは女性の効果で、男性だと55%下がったといいます。コーヒーの健康効果にも驚きますが、フィンランドの人々のコーヒーを飲む量にもびっくりしますね…。
カフェインの摂り過ぎは禁物
とはいえここで注意したいのが、コーヒーの飲み過ぎは体に悪影響を及ぼす可能性もあるということです。7杯飲んだり10杯飲んで健康効果があると言ったあとでなんですが、コーヒーにはカフェインが含まれており、大量に摂取すると不眠症や神経症、高血圧、不整脈につながる可能性があるのです。
カフェインはそれだけ扱いに気をつけなければならない成分です。なぜならカフェインは中枢神経に働きかけて、眠気だけでなく疲労まで抑えてくれるすぐmの。また運動機能を高める効果もありますが、これには興奮作用があるからです。そのため飲み過ぎると体調に変化が見られるのです。
カフェインの摂取量という面でいうと、成人は1日400mg未満に抑えるのが望ましいと欧州連合の欧州食品安全機関は発表しています。通常のコーヒーで言うと、4〜5杯程度に収めるのがいいということですね。
なので飲めば飲むほど健康効果がある反面、気をつけなければいけないので、コーヒーを愛飲しまくっている人には耳に痛いかもしれません。
コーヒーは飲みまくらなくても効果がある!
ではコーヒーは7杯以上もガブガブ飲まなくてもメリットがあるのかというと、もちろんあります!
1日3杯から4杯飲むだけでも糖尿病リスクは男性で27%、女性で29%減っていたのです。糖尿病リスクだけを考えて飲みまくって、かえって体調が悪くなっては元も子もありませんからね。
それに1杯から2杯飲むだけでも効果はあります。厚生労働省が男女9万人を対象に10年間にわたる調査を行なったところ、なんと毎日1杯から2杯のコーヒーを飲んだ人は、飲まない人よりも膵臓癌の発症リスクが約半分になったというデータもあるほどなのです!
また、1日1杯のコーヒーを飲むことで肝硬変の発症率も20%低下することができるという研究結果もあります。肝硬変は肝臓に慢性的な炎症が起こり、重症化すると肝臓癌にもつながっていく恐ろしいものです。
これら人類の危機ともいえる人体の悪を軒並み予防してくれるのですから、コーヒーを日常に取り入れるのはとても魅力的ですね。
コーヒー+昼寝で脳を回復!
コーヒーに健康効果がありまくりだという嬉しい話が盛りだくさんというわけで、ではその日の仕事の効率まで爆上がりすると言う嬉しすぎる効果も紹介いたしましょう!
それがコーヒーと昼寝です。そもそも昼寝が与える効果がまず凄まじいのでそれについても触れればと。
というのも、短時間の昼寝はパワーナップとも言われており、この短時間の昼寝の効果は脳や体の疲労を取るためにも非常に効率的だと注目されています。
では短時間の昼寝とはどのくらいかといえば、15分から30分の睡眠です。しかも時間は12時から15時までと限定的なものです。
このパワーナップは、コーネル大学の社会心理学者ジェームス・マース氏の研究により広まったものです。ではなぜこの限定的な時間と時間帯なのかと言うと、これ以上の睡眠は夜の眠りを妨げる可能性があるからです。また、時間も同様ですね。
昼寝の時間が長くなるとただの睡眠になってしまうわけです。30分以上の睡眠がそれに該当します。ガッツリ寝ればいいというわけではなく、そうなると目覚めが辛くなってかえって午後の仕事や勉強が辛くなりますからね。
では15分から30分の睡眠で何が起こるかというと、入眠20分ほどで訪れるノンレム睡眠のステージ2と呼ばれる段階です。
これは日常のクオリティを格段にアップする魔法の時間!
なぜなら、このときに脳内に蓄積したキャッシュ・メモリがクリアされるというのです。コンピュータみたいな話ですね!コンピュータを例えているのですが!
というのも、パソコンやスマホなどで動きが遅くなった時、ブラウザのキャッシュをクリアすると動作が軽くなります。このキャッシュは言わばゴミみたいなものなので、捨てればその分だけ軽くなるというわけですね。というより捨てるべきものなのです!
そしてこのキャッシュは人間でいうと疲労などが該当するので、パワーナップのお昼寝によって動作を軽くできれば昼以降もバリバリ動けるというわけです。
というのも、脳はとても疲れまくる機関です。なぜなら見聞きするだけでも情報はガンガン入ってくるので、どれだけ普段から脳を酷使しているか、現代人なら特にそうですよね。情報がどれだけ入ってくるのか、多すぎる情報、無駄な情報、不必要な情報も入り混じった現代において脳のゴミを捨て去る行為は必要不可欠なわけです。
パワーナップをパワーアップするコーヒー!
そこでコーヒーが効果を発揮するわけです!
というのも、短時間の昼寝を実現するにはコーヒーの力が欠かせないため!
なぜなら、30分以上の睡眠はガッツリの睡眠モードになるわけで、それを防ぐためにはコーヒーの覚醒効果を利用するのは非常に効率的だからです。
ご存知のようにコーヒーにはカフェインと呼ばれる交感神経を刺激して眠気を無くす効果があります。この効果はかなりのもので、15時以降にカフェインを取ると夜の就寝にすら影響を与えるほど、長時間の覚醒効果があるのです。
そのため、このカフェインを摂取すれば昼寝もバッチリ覚醒しやすくなるわけですね。というのも、カフェインの摂取後20分から30分後に覚醒効果が訪れるため、パワーナップの時間とバッチリ適合するわけです。
昼寝したい時にコーヒーを飲めば、バキッと20分から30分で目覚められやすくなるというわけです!
さらに嬉しいのがコーヒーの癒し効果です。というのも、コーヒーの香りには副交感神経を優位にするリラックス効果まであるのです。つまりコーヒーの香りを嗅ぐことで、お昼寝しやすくもなりますしお昼寝の効果もアップするというわけですね。
つまり、コーヒーには覚醒効果とリラックス効果のダブル効果があるわけです!
これは昼寝につかわざるをえません!!
パワーナップのやり方
ここでパワーナップのやり方についてもセットで触れておきましょう。
まずゆったりとコーヒーを飲んでから、寝やすい場所を選んでください。この場合、机で突っ伏すのはできるだけ控えたいのですが、場所的に難しければ机でクッション代わりになるものを遣うのがいいでしょう。周りの目とかそういうのが気になる人は服とかを枕にするだけでも!!余計に気になるのであれば突っ伏しましょう!!
あとは環境的に目と耳を塞ぐのは重要です。やはり静かな環境と暗い環境が睡眠に適しているため、アイマスクや耳栓を使うのがいいですね。
そして目覚めたら体を伸ばしてください。つまりストレッチです。両手を頭の上で掌を合わして、ぐっと上に伸ばしながら深呼吸!これを30秒くらいするとスッキリと起きられます。
あとは肩を速めに大きく後ろに5回を目安に回してください。これで午後の仕事勉強モードです!
コーヒーでダイエットができる!?
健康効果から最強の昼寝まで実践できるコーヒーですが、嬉しいのはまだまだです。
なんとダイエット効果まであります。
コーヒー飲めば痩せるんですよ!!!
というのも、コーヒーに含まれるカフェインはパワーナップからの覚醒効果があるのは紹介した通りですが、なんと脂肪を分解して燃焼する働きまであるのです!!
もっと言うと、カフェインにはリパーゼという消化酵素の働きを活性化します。リパーゼは脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解することで脂肪を燃焼できるため、結果的にカフェインの摂取は脂肪燃焼につながるというわけですね。
また、コーヒーにはカフェイン以外にも嬉しいものが含まれています。それはクロロゲン酸です。
クロロゲン酸はポリフェノールの一種です。このクロロゲン酸はカフェインと同じように、脂肪の分解を促進して脂肪が体内に蓄積するのを防いでくれるため、やはり食後に食べることでダイエット効果があるわけですね。
なので、お昼ご飯を食べてからコーヒーを飲んで昼寝をするというのは最強のコンビネーションなのです!!
今日からやりましょう!明日からやりましょう!!!
ちなみに30分以降だとダイエット効果が半減してしまうため、食後30分以内のコーヒーを習慣にしたいところです。
熱いコーヒーを飲めば痩せ体質に!
ちなみにこの際に飲む温度が重要です。というのも、代謝を上げるためにもホットで飲むのがダイエットにはベスト。ダイエット効果が促進されるのはカフェインを80℃前後で摂取するのがベストといわれているため、けっこう熱めで飲むのがいいわけです。
ちなみに、体温が1度上がることで基礎代謝が13〜15%も上がるといわれており、基礎代謝が上がるほど痩せ体質になっていきます。なので熱いコーヒーを飲めばその分だけ痩せやすい体になっていくというわけです!!
あとはカフェインには血行をよくする効果があります。血行がよくなると血液が身体中に巡りやすくなるので、体温が上がりやすくなってやはり痩せやすくなるというわけです。
コーヒーを飲むことがダイエットにつながるなんて嬉しい話ですね!!
飲む時間と量に注意してコーヒーを取り入れよう!
コーヒーにはメリットがありまくりなのは紹介した通りですが、時間帯を誤ると夜の睡眠を妨げるため、15時以降の摂取は控えるようにしましょう。
また、コーヒーに砂糖とミルクを入れるとその分だけ太りやすくなるだけでなく、カフェインの効果も抑えてしまうためブラックが理想的です。
また、カフェインはとり過ぎることで神経が過剰に興奮させられるため、吐き気や嘔吐、めまい、さらには下痢などの症状にもつながります。
体が不調をきたすようであればカフェインの摂取はすぐに控えてください。どれくらい飲んでいいかは自身の体調と相談しながら量を決めましょう。
適量を適した時に飲めば、コーヒーはあなたの生活をより豊かにしてくれるでしょう!!
参考サイト:
コーヒーの知識
コーヒーの歴史
「コーヒーは健康に良い」は本当か 何杯までなら飲んで良いのか?
【コーヒーダイエット】飲み方やタイミングで、痩せれるって本当?!
「コーヒー後の昼寝」が脳を劇的に回復させる訳
『パワーナップ』(昼寝)を疲労回復につなげよう!
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コーヒーの飲み過ぎは体に悪影響?健康的にコーヒーを楽しむコツ