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はいみなさん健康優良な生活は送っていますか!
体が健康になるためには運動や食事やら大事なものは共通してあります。毎日の運動や食に気を遣うことで体は出来上がっていきますし、もちろん睡眠だってとても重要です。
食事・睡眠・運動というのは心身を作り上げるための基本です。
そしてこれにプラスで入れたいのが、環境です。
環境というのはつまり過ごす場所、ハッキリいうと掃除です。
掃除、片付ける。
これによって健康かつ優良な日々が送れるというのを、今回はお話しできれば!
片付けしていますか?
早速ですがみなさんは片付けをしていますか?
片付けるのが苦手という方もいるでしょうし、散らかっていても平気だから足の踏み場もないなんてことは珍しくないという人もいるでしょう。
しかし、片付けるのは心身にとって非常に重要なのです。というのも、綺麗な部屋はそれだけで気持ちがスッキリしますよね。これは気持ちの問題ではなく、綺麗だから気持ち良くなるのは理由があるわけです。
情報が多いと脳と心が疲れる
というのも、ごちゃごちゃとした部屋はまず目に悪いです。なぜかというと、情報が多いから。
現代は情報社会です。情報の海に埋もれて疲れまくっている人は多いでしょう。便利な反面、あらゆる情報が簡単にだれにでも届くようになりました。それは必要なもの不必要なものの分別などする暇もなく、どんな情報であれ目に耳に届いてきます。
この情報に埋もれた日々というのはそれだけでけっこうな負担になります。それは部屋だって同じことです。
視覚情報は脳と心とリンクしています。すなわち目から入ってくる情報が多ければそれだけ脳にも心にも影響を与えるわけです。
これが常に散らかった部屋を目の当たりにしていれば、それだけで脳には情報が入ってきます。脳に情報が入ればその分だけエネルギーを使うわけです。
心だって同じことで、見たもの聞いたものに影響を受けます。感動する音楽や映画や本や言葉や景色に心打たれるのと同様に、ゴミゴミとしたものやゴチャゴチャとしたものだってダイレクトに心に響くわけです。
それが自分の部屋であれば余計にです。
ゴミゴミした部屋にいれば、常に「汚い部屋にいる…」という情報が心と脳にダイレクトに響きます。すると、メンタル的にもマイナスになるわけです。それは綺麗にできていないことを視覚情報として常に受けるわけで、散らかった部屋にいることは自分の脳と心を無駄遣いしているようなものです。
街が汚ければ犯罪率が上がる!
自分の部屋が汚いとマイナスに働く、というのをもっと拡大して話すと、なんと街自体が汚いと犯罪率が上がるというデータまであるのです。
実際、犯罪が発生する場所のイメージって、落書きが多かったりゴミが多いような景色を想像すると思います。これはイメージだけの話ではなく、本当にゴミが多かったりする場所では犯罪が発生しやすいからです。
環境犯罪学という学問があり、そのなかには割れ窓理論というものがあります。これは、建物の窓が割れていると、ほかの窓も次々と割れていくというものです。ホラーな話ではなく、だれかがどんどん割っていくのです。
なぜ割っていくのかというと、だれも注意を払っていないため、管理されていない場所ということになります。すると好き放題にしていいという心理が働き、ほかの窓だって割れまくっていくわけです。
これは拡大すると、その区域では犯罪などが発生するため、悪いことの温床になるわけです。
ほかにも、ゴミが捨ててある場所にはどんどんゴミが積もっていくというのもあります。粗大ゴミが積み重なっているような場所には自然とゴミが集まりますが、それも同じような理由からです。
つまり、綺麗にすることがどれほど大事か、また綺麗にしなければどういうことになるのかは、感覚的にも伝わるはずです。
ゴミ屋敷とメンタルのトラブルはつながっている
あとはゴミと環境でいえば、だれもが目にしたことがあると思うゴミ屋敷があります。これは思いっきりメンタルにとってもよくないのはすぐにわかることでしょう。
この悪環境の集大成ともいえる住まいにいれば、心がどんどんと危険な方向にいく…というよりも、うつ病を患っている人の部屋はゴミ屋敷になる可能性が高いともいわれています。
ゴミ屋敷に住んでいるからうつ傾向になるのか、うつになることでゴミ屋敷になるのか。一概にはいえませんが、共通して言えるのは強いストレスにさらされることで、うつ病とゴミ屋敷はどちらも発生します。
ストレスが溜まり続けることで、食べたり寝たりする以外は面倒になるなんてのはだれでもあるでしょう。たとえば疲れが溜まりまくって仕事から帰って来れば、なにもせずにとにかく寝たいなんてのは珍しくありません。
これで眠ってリフレッシュすればそれでいいのですが、ストレスや疲れが溜まりすぎると、何もしないことが当たり前になります。すると、部屋を片付けることに気持ちなんて向かなくなるでしょう。ひどくなれば入浴だってしなくなることすらあるのですから。
こうしてメンタルの不調と部屋の汚さはリンクしていき、メンタルのトラブルを解消しなければ部屋はいつまでたっても綺麗にならないという負のスパイラルに陥ることもあるわけです。
メンタルトラブルがあれば、部屋を綺麗にすればいいという話ではないので根が深いですが、部屋が汚ければメンタルに良くないため、余計にメンタルは回復しなくなるのです。
仕事ができる人の机は綺麗
ネガティブな話ばかりが続いてきましたが、それほど部屋の汚さというのはバカにできないのです。
逆にいえば、メンタルが整っている人の部屋は綺麗な傾向にあります。分かりやすいのでいえば、仕事のできる人の机は綺麗に整理整頓されていることが多いのです。
これはイメージの話ではありません。部屋や街が散らかっていたらメンタルの病気や犯罪とつながるように、清掃や整理整頓は犯罪率の低下や仕事の効率アップにすらつながるのです。
なぜ仕事ができる人の机は整理されているのか。それは、部屋が散らかっているのとは真逆の効果があるから。
つまり、視覚情報が常に少ないわけです。これは脳と心のエネルギーを無駄に使わないことになります。するとどうなるかというと、集中力がキープできるのです。
集中できない人の特徴は、常に目に入るところになにか余計なものを置いています。たとえばスマホや漫画なんかですね。集中できない人はこういうものにすぐ手が伸びるので、やるべきことを後回しにしがちです。
反面、仕事ができる人は集中して物事に取り組めます。そういう人は身の回りがスッキリしているので余計なものを手に取ることが少ないのです。
これは頭の中にもいえます。つまり、余計なことを考えることも少ないと言うことが身の回りからも伝わってきているのです。
逆に言うと、散らかっている人は常にほかのことやら余計なことを考えやすい意思表示でもあります。というよりも、散らかっているからこそ余計なことを考える習慣が身に染みてしまっているともいえるのです。
なので、整理整頓することは、余計なものに自分自身が振り回されなくなるためにもとても重要なのですね。
頭がいい人は整理ができている人
ここで整理のメリットいうと、仕事ができる人や頭のいい人は、身の回りだけでなく頭の中も整理されているのです。
どういうことかというと、なにをやるべきか、なにを考えるべきか、目的はなんなのか、不要なことは一体何かを分別するため、言動がとてもシンプルかつ洗練されているのです。
話が上手い人は、相手に何を伝えるべきかを理解しているため、分かりやすい話ができます。逆に話が下手な人は、相手に伝えなくていい余計なことを足しまくったり、また話す順番もめちゃくちゃだからわかりづいらい説明になります。
両者の違いは、整理ができていることです。何を話せばいいのか、何を話さなくていいのかが明瞭なので、頭の中が整理されている人とそうでない人は、コミュニケーションにおいても非常に差が出てくるのです。
部屋を整理すれば全てが好転する
整理整頓や綺麗にすることん重要さがあらゆる面から伝わってくるかと思います。
整理整頓は人生の明暗を分けるといっても過言ではないのです。では、整理を実践するためにはどうすればいいかというと、自分の身の回りや部屋から整理するのがいいわけです。
整理をすればあらゆることにメリットが生まれるわけですから、やらない手はありません。
また、掃除をする習慣がつけば、それ自体もメリットがあります。
なぜなら、掃除はまず運動になります。掃除をするのはけっこう肉体的にエネルギーが必要になるわけです。そして運動することとで気持ちを落ち着かせるセロトニンも分泌されるので、掃除するだけでメンタルにいい効果が体の内側から生まれます。
特殊部隊も掃除から始める
ほかにも、掃除をすれば達成感が生まれるというメリットがあります。達成感とは、自分で決めたことをちゃんとやったという思いから生まれます。この達成感も大きなもので、小さなことを達成すれば勝手にやる気が生まれるのです。なので、掃除を起点にして1日を始めたりすれば、その日を活動的にスタートすることもできます。休日に掃除をするととても効果的ですね。
また、驚くことにこの達成感は特殊部隊でも実践されているのです。
これはアメリカの海軍大将が勧めていることなので効果はとてつもないです。なにせ尋常ではない過酷な訓練を突破するための秘訣として、大学卒業式のスピーチで公に発せられた発言なのですから。
SEALsという世界的にも有名な特殊部隊での訓練において、まず初めに行われるのがベッドの検査なのです。これは一見、くだらないことに思えるかもしれません。というより、海軍大将のマクレイヴン氏ですら自分でもバカげていると思っていたそうです。
掃除の達成感は心身にとってメリットだらけ
これは、さっきも売れたように達成感を生み出すためのとても重要な一歩だからです。朝の1発目にベッドを直すことは、実はけっこう面倒です。というのも、前日に過酷過ぎるトレーニングを行った後で、疲れも残っている状態で朝起きてベッドを直すのはわりとサボりたくなります。
しかし、どんな時でもベッドを直すことができれば、それはかなり大きな達成感を生むのです。すると、このコツコツと行う達成感が、厳しい任務でも乗り越えられる気力の一つになるのです。
これはバカにできません。小さなことができなければ、厳しい訓練なんてクリアできませんから。
しかし、小さなことをいつでもできれば、大きなことだってできるという活力の源になるのです。
これは、掃除を習慣化するためにも非常に大きな話になります。どんなことがあっても掃除をすれば、掃除をしたということは達成感につながるわけです。
掃除がとてつもなくメリットを生むのなら、掃除を自身の習慣として組み込むのは大いに価値があります。
掃除をすることで心身が健康になり、掃除をした部屋で過ごすことで心身が健康になるのですから、やらないわけにはいきません。
まず捨てることから始めよう!
では掃除をするためにはまず何が大切でしょうか。
それは捨てることです。
ゴミ屋敷しかり、ゴチャゴチャした机や部屋しかり、まず大事なのは不要なものを捨てることです。
不要なものを捨てれば、それだけでスッキリします。そして不要なものが少ないほど、掃除や片付けの習慣は身に付きやすいです。
掃除したくなくなるのは、ものがあふれかえっているのが原因です。そして脳や心が疲れるのは、ものが多いからです。
ならばまず不要なものを捨ててください。それだけで環境は大きく好転します。
何を捨てればいいのか迷っている人は、こうしてください。
迷ったら捨てるです。
というのも、本当に必要なものであれば迷いません。スマホを捨てるかどうか聞かれたら、迷いなく捨てない人が多いでしょう。なぜなら生活に必要だからです。
もし少しでも迷うものであれば、それは不要である可能性が高いです。
なので、迷いが生まれないものを残して、それ以外は思い切って捨ててください。
本当に必要なものだけで部屋をまとめれば、掃除もしやすくなりますし掃除したくもなります。
そして思考も整理されます。仕事ができる人は、話がうまい人は、必要なものと不要なものをハッキリしています。
なにが必要な不要なのかを考える癖がつけば、仕事でもプライベートでもうまくいくわけです。
なので迷ったら捨てる。不要なものは捨てる。
必要なものだけ揃える。必要なことだけに集中する。
そうすれば自ずとストレスになるものもバッサリ切れるわけですし、心身の健康も手に入るわけです。
というわけで、全てがスッキリとうまくいく掃除を取り入れて健全健康な毎日を送りましょう!!!
参考サイト:
リバウンドしない汚部屋の片づけは○○にあり! メンタリスト・DaiGo直伝のラクラク片づく心理テク
仕事ができる人のデスクに見られる共通点|机を綺麗にするメリットとは
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