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はいみなさん健康な生活を送っていますか!
健康のために必要な要素として外せないものはあれこれありますが、なかでも非常に重要になってくるのがタンパク質です。タンパク質が不足すると身体中の健康が脅かされるといっても過言ではありません。
ではどうしてタンパク質がそれほど重要なのかを解説していければと思います!!
タンパク質摂っていますか?
ところでみなさんタンパク質は日々とっているでしょうか?
タンパク質を取るのは筋トレをする人だけなんじゃないかと思っていればそれは大間違いです!
たしかにタンパク質は筋トレのために必須です。体を鍛えるために食事は最重要項目であり、体を大きくするため、つまり筋力を上げるにはタンパク質の摂取が必要不可欠なわけです。
しかし体を鍛えていない人でもタンパク質は必須です。というよりも、体を鍛えていない人ほどタンパク質は積極的に摂取すべきといえるでしょう。
なぜなら、体を鍛えている人は普段から意識してタンパク質を効率よく摂取できる食事をとっているわけですが、そうでなければタンパク質はかなり不足しやすい栄養素なのです。
そしてタンパク質が不足している人は日本でもかなりの人数にのぼります。それも驚きなことに、1950年代の当時と同レベルに落ちているという宝庫奥があるほどです。
1950年代とおいえば戦後5年目です。戦後5年目ならばまあ食糧が不足していたりだとか、いろいろ食べ物に困ることもあるだろうなあとか、そんなイメージでタンパク質が不足するのも無理ないといったところです。
が、いまはそんなことないですよね。そこらじゅうに食べ物があるわけです。24時間コンビニが開いているならいくらでもタンパク質の含まれた食品を手に入れられるわけです。
なのにもかかわらず、2016年と1950年代のタンパク質摂取量は同レベルという衝撃の結果が出ています。
なぜタンパク質が不足しているのか?
ではそもそもどうしてタンパク質不足がそれほどまでに顕著なのかという話です。それは日本人の食生活位に答えがあります。
そもそもですが、タンパク質が豊富な食事というのはわりかし、というよりかなり健康な食事です。健康な食生活を送っていればタンパク質不足にはなりません。戦後間もない頃ならば食糧不足とかになっていてタンパク質が不足していたなど事情がかなり変わってくるわけですが、現代日本じゃ食事に困るということはまあないでしょう。
にもかかわらずです。なぜ日本人がタンパク質不足に陥っているかというと、じゃあ答えは簡単です。食生活が乱れているからですよ!!!!!!
まずファストフード中心であればタンパク質は十分に摂取できません。ファストフードから摂取できるのはもはや脂です。脂と炭水化物です。お腹がいい感じに膨れるかもしれませんが栄養素はぜんぜん摂取できない食事なわけです。ならば食べない方がマシだと言わんばかりの内容物です。
ファストフードはタンパク質が摂取できない代わりに老ける要素となるものがギッシリ詰まっているので本当に空腹の方がマシなくらいです。空腹は体にとって毒ではなくむしろデトックス効果があるくらいなので、解毒効果があります。空腹を満たすためにジャンクな食べ物を食べるなら丸1日何も食べない方がいいくらいです。過言ではなく事実で。
ファストフードを食べると体調が悪くなる!?
ファストフードというのは人間にとってかなりの害になります。まず栄養素が無いというのも問題ですし、心身にとってもかなりの悪影響があります。
たとえばファストフードだけの食生活を行えば腸内環境はすぐに終わります。腸内環境を整えるための菌はファストフードを食べるだけで減ってしまうのですが、なんと10日間連続でファストフードを食べるだけで腸内の1300種類の細菌が死滅したという結果まであるのです。
ちなみに実験前には腸内に3500種類ほどの腸内細菌があったので、どれほどの菌が消え失せてしまったのかという話です。
腸内環境の悪化は肥満につながるだけでなく糖尿病などの生活習慣病にもまっしぐらで、かつメンタルの病気とも密接につながっています。
にもかかわらずファストフードは食べたくなるように日々改良されまくっている魔の食事なので、食べれば食べるほど悪循環に陥ってしまいます。なかでもタンパク質なんていう体にとって必須のものは摂取できないのは言うまでもありません。優良なタンパク質が有名企業のファストフードに含まれていればもっと食事として推奨されるはずですからね。
タンパク質が不足するとどうなる?
ではそもそもタンパク質が不足するとどうなってしまうのでしょうか?
まずタンパク質といえば筋トレです。筋トレとタンパク質は密接に関わっているので、タンパク質不足は筋肉量の低下を招きます。
というのも。タンパク質は20種類のアミノ酸でできています。このいわゆる必須アミノ酸は食事から摂取しなければならないのですが、タンパク質にはこの必須アミノ酸が含まれているからなんですね。
なかでもロイシンが筋肉の生産に深く関わっているため、ロイシンが不足すれば筋肉量が低下すると言うわけです。
免疫力の低下
タンパク質不足というのは体調に大きく影響してくるため、摂取していなければさまざまなトラブルを起こします。そのなかでも免疫力が下がることで健康被害をモロに出してしまいます。
というのも、免疫細胞や抗体の元になるのがタンパク質だからです。食生活が乱れたりすることで風邪をひきやすくなりますが、この免疫力の低下もモロに関わってkます。
見た目が老ける
免疫力が低下して健康被害が出てくるだけではなく、見た目もどんどん悪化します。
というのも、タンパク質が不足すると何が起こるかというと、髪や皮膚のトラブルに直結するからです。
まず皮膚ですが、皮膚を形成するコラーゲンの主要要素はタンパク質です。つまりタンパク質が不足すると、肌を支える成分が不足するため、肌環境はどんどん悪化します。
さらに髪の毛とタンパク質の関係も非常に密接です。タンパク質が不足すると薄毛になる可能性が!
というのも、髪の毛を生み出す主成分はケラチンというタンパク質です。このタンパク質の不足が髪の生産を止めてしまうので、結果的に頭髪が薄くなるということですね。
太りやすくなる
また意外なことかもしれませんが、タンパク質が不足すると太りやすくなります。
むしろタンパク質を摂取していると太るイメージがある人もいるかもしれませんが、タンパク質が不足すれば逆に体重増加につながります。
なぜなら、筋肉量が低下することで基礎代謝が減るからです。基礎代謝というのは何もしなくても消費されるエネルギーのことです。何もしなくてもエネルギーなんて消費するのかよと思った方、生きるとはエネルギーを使うことですよ!!!
なぜなら、人は生きているだけで内臓が動いています。寝ているときに心臓は止まりませんよね?止まったらそれはあの世にいっちゃってしまうサインになります。
脳だってそうです。何もしていないくても何も考えていなくてもずっと機能しているわけですし、そのほかの臓器だって常に稼働しています。
つまり運動も勉強も仕事も何もしていなくてもエネルギーは常に使い続けているのですが、そのエネルギー消費を左右するのがタンパク質量なのです。タンパク質が不足すれば基礎代謝は下がっていき、エネルギーの消費量は減っていきます。省エネでいいかもしれませんが、痩せやすい体とは正反対です。
筋肉ムキムキの人は基礎代謝が高いとされていますが、これはタンパク質をしっかり摂って鍛えているからですね。なのでムキムキの人を見習って基礎代謝は上げておいた方が痩せやすくなるということです。
タンパク質を摂取すればみるみる元気に!
では逆にです。逆言えば、タンパク質を摂取さえすれば心身のトラブルはごっそり解消できるといっても過言ではありません。
そもそもがタンパク質の不足によっていろんな健康被害が起こっているので、タンパク質を十分に普段から食べていればそれだけでいいわけです。
痩せやすくもなりますし肌もつやつやになりますし髪もふさふさになりますし、メンタルだって強くなりますし筋肉だってついてくるわけです。
ちなみに筋肉をつけたくないという女性は、今すぐに筋肉をつけましょう。といってもムキムキになる必要はありません。筋肉はほどよくついていれば基礎代謝が上がって痩せやすくなるだけではなく、美しい体にもつながっていきます。
細く美しい体を手に入れたいとはいっても、ガリガリに痩せていればいいわけではないですからね。男性から見て健康な体だと感じられなければ、異性のウケも下がってくるわけで。ガリガリ好きな男性というかなりレアな需要を狙っているのでれば話は変わってきますが、しかし健康のことを考えると筋肉がなくただ痩せ細った体というのはまっっっっったくオススメできません。
なので食事によってタンパク質を普段から摂取することはもはや必須です。健康に生きるためにもモテるためにもタンパク質の摂取は必須要素なわけです。
ではどんな食材からタンパク質は十分に手に入るのでしょうか?
タンパク質は大豆製品と魚介から摂るのがオススメ!
タンパク質は1日に必要な量が18歳から64歳の男性だと1日に64g、女性であれば18歳以上で1日に50gが摂取基準量です。
しかし日本人のタンパク質不足はかなり深刻です。みなさんぜんぜん足りていません。戦後ばりに摂取できていないと前述したとおり、必要な摂取量を下回っている人も多いのです。
まずタンパク質がたくさん含まれる食材としてオススメなのが大豆製品です。
大豆製品は高タンパクな食事として非常に優秀です。タンパク質をガンガン摂取するためにはお肉がパッと浮かぶ方もいるでしょう。たしかにお肉に含まれるタンパク質含有量は多いです。
鶏ささみには100gあたり23.0g含まれていますし、牛もも肉には21.2g、豚ロースには19.3gとなっています。
また、卵も豊富ですね。卵黄には100gあたり16.5g含まれていますし、ゆで卵なら12.9gです。
しかし肉や卵は食べ過ぎるとコレステロールや脂質も気になってくるところ。なのでヘルシーにタンパク質を摂取できる大豆製品がまずオススメできます。
大豆製品のなかでもオススメは納豆ですね。100gあたり16.5gと肉や卵に引けを取らないだけでなく、発酵食品なので腸にもやさしいわけです。納豆が苦手な人はお味噌汁に入れたりすればあの特有の臭いやネバつきは軽減解消できるので、お味噌汁に納豆というのはタンパク質解消に有用です!
あとは魚介もいいですね。肉と違ってヘルシーであり、タンパク質も豊富に含まれています。しかし肉と違って調理が面倒だという人は、缶詰がオススメ!
缶詰なら簡単に摂取できますからね。骨も取り除いてあって丸ごと食べられますし、処理も楽々です。缶詰をそのまま食べてもいいですし、お味噌汁や炊き込みご飯にしても簡単に魚料理を楽しめちゃいます。
缶詰ならスーパーはもちろんコンビニにも売っていますし、手軽さはトップクラスです!
納豆と魚の缶詰を食事に積極的に取り入れるだけでも、タンパク質不足はかなり解消されます。なので意識して納豆と缶詰を食べるようにしてみてください。
苦手という人はプロテインもあり!
食事からタンパク質を摂取するのは、タンパク質だけではなくほかの栄養素も同時に取り入れられるので非常にオススメですが、好き嫌いがある人には辛いかもしれません。
そういう人にとってはタンパク質をプロテインから摂取するという選択肢もあります。プロテインは運動する人や筋トレする人のためだけではありません。プロテインとはすなわちタンパク質のことですからね。なにを言ってるんだとなるかもしれませんが、プロテインを日本語にするとタンパク質という意味だからです。
なのでタンパク質を簡単に摂取するためにめちゃくちゃ便利なわけですね!
タンパク質どころか食事すら抜くという人が多い昨今、とりあえずプロテインを飲む習慣をプラスすればタンパク質不足を解消する一手になります。
もちろん良質なタンパク質を大豆製品や魚介類から摂ることが望ましいですが、なにも食べないよりはプロテインを飲む習慣をプラスするだけで心身の健康を保つことができます。
なので運動していない人ほどプロテインを飲むようにしてください。それだけでも体調が変わってきますよ!
プロテインを飲む習慣がついてくれば、食生活の意識も変わってくるでしょう。そうなったら食事を見直して、少しずつ大豆製品や魚介類を取り入れてください。
もちろんお肉や卵、あと乳製品からもタンパク質は豊富に摂取できるので、好みの食材で食生活を改善していけば、タンパク質不足を解消して心身は健康になっていきますよ!
参考サイト:
日本人のタンパク質不足は危険!良質なタンパク質を摂ろう!
タンパク質不足で起こる不調とは。体の変化や症状、対策方法をわかりやすく解説
タンパク質が多い食品を紹介。高タンパク食品を手軽に摂取!
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