目次
はいみなさん健康優良な生活をお送りでしょうか!
健康のために必要なのが食事に気を遣うことです。食事をしなければ生きていけないのは当然ですが、かといって食べるものがよろしくなければ一気に病気まっしぐらです。
現代では食べ物は特にすぐ手に入ってしまいますので、無駄なものも摂取しやすいわけです。なので食べ物に気を遣わなければそれだけ自分の寿命を縮めることにもなるわけですね。
たとえば甘いものばかり食べているとそれはかなり危険なわけです。甘いものの誘惑に負けまくっていると、シンプルに生活習慣病まっしぐらですよ!!
甘いものがやめられない…
ではまず根本的なお悩みで多いものからですが、甘いものがやめられないという方は少なくないでしょう。
お菓子を食べる習慣がある人や、ジュースを飲む習慣がある人にとって、甘いものを食べることは当然になっているわけですし、それは心身にとっての喜びになっています。
しかし頭では甘いものばかり食べることを良しとしていないでしょう。そこで止めるためには、気持ちでどうにかして辞めようとする人も多いはず。
意思さえあればやめられるというわけです。これは禁煙にも通じるところがありますよね。
だが、です。
依存気味になっているものをそんな簡単にやめられるわけはないです。ましてや意思だけで辞められるならそもそも悩まないわけです。甘いものをやめられない人は、禁煙できない人を想像すればどれだけ気持ちでやめるのが難しいのかはピンとくるはずです。
甘いものを辞めようと思っても、辞められるものではありません。根性だけでやめようとしてもやめられないので、やめられない自分に嫌気がさしてストレスが溜まります。
するとどうなるでしょうか?
ますます甘いものを食べたくなるのです!!!
根性で甘いものはやめられない
気持ちで気持ちをコントロールするということは非常に難しいです。というよりもほとんど無理です。
それは人生において多くの人が経験していることでしょう。やる気を出そうと思ってやる気は出ません。やる気は行動することによって出ます。つまりやる気を出そうと意識するのではなく、やるからこそ気持ちは変わるわけです。
なので甘いものを根性論でやめようとしたところで、実際に行動をしていないのでやめられるわけがありません。禁煙の例で言えば、タバコを辞めようと思うだけではやめられないので、代わりになる行動が必要だったりするのです。
たとえばタバコを吸うことはそれだけでストレスを解消しているわけです。なのでストレス解消のための方法が別で必要になってきたりするわけですね。運動を始めることでタバコが辞められるようなものです。
なので甘いものを止めるには代わりになる行動を用意してあげればいいのですが、かといっていきなり運動を始めましょうといっても難しいでしょう。しかし根性論でやめようとするよりは、甘いものを食べるなら体を動かそうとする方が理にかなっています。
それほどまでに気持ちで甘いものをやめるのは無茶な話なのです。だから甘いものを食べないようにしようとして、でも辞められないからといって落ち込む必要はありません。根性がないとか意思が足りないなんて話ではなく、そんな簡単にやめられるほど人間よくできていないって話なのです。
なぜ甘いものを食べたくなるのか?
ではそもそもなぜ甘いものを食べたくなるのかです。
甘いもの、ここでは砂糖にフォーカスしてみましょう。お菓子にもジュースにも大量に含まれている砂糖、これは中毒性が本当に本当に強いです。
なぜかというと、砂糖を摂取すると脳内でドーパミンが分泌されることで快感を得られます。そうです。砂糖を得ることで快感が手に入ってしまうのです。
これは甘いものを摂取することで幸福感を得られるということでもあります。そのため、お菓子を食べまくることになるのです。そうです、幸福になりたくてお菓子を食べまくるというわけですね。
ではどうして幸福になりたくなるのかという話です。それはストレスを慢性的に受けているからです。
幸福感を常に得たいということは、逆に言えば幸福ではない状態が続いているからです。幸福ではない、つまり嫌な思いをしているからです。
ストレスがかかることで過食に陥るのは、ストレスを解消できるからです。そのストレスを解消しつつ、さらに幸せな気分にもなれる甘いものは一石二鳥なわけです。
しかし、甘いものに依存してストレスを解消しながら幸せになるとどうなるかというと、砂糖に依存してしまうというわけですね。
簡単に得られる幸福にすがってしまう
ここで例えがあれですが、先ほど喫煙がやめられない例を出しました。これは簡単にストレスを解消できる行為です。厳密には深呼吸によってストレス解消をしたりと、タバコ自体にメリットがあるかは怪しいのですが、タバコを吸うことで落ち着くという体験をしてしまうと、簡単にストレス解消できるタバコに依存してしまうわけです。
これは喫煙だろうと甘いものだろうと、ほかには他人だろうと同じことです。
簡単に依存できるものを求めてしまうのは、簡単に欲求が解消できるからです。たとえば運動によってストレスは解消できますし、運動によって幸せを得られるドーパミンだって分泌できます。ランニングやサイクリング、水泳などの有酸素運動によって脳を活性化して、幸せにもなれてストレスも解消できるのです。
しかし、これは甘いものを食べたりタバコを吸ったり、いつでも愚痴を聞いてくれる友達やら家族、恋人とは違いますよね。なにが違うかというと、簡単ではないのです。
運動習慣がある人にとっては簡単ですし、ほとんど趣味のようなものです。しかし運動習慣がない人にとっては動的なアクションを必要とする運動はしんどいものです。なので簡単に摂取できるものや、簡単に実行できるものに依存するわけです。
甘いものが習慣になっている人は、簡単に解消できる方法を知ってしまっているから、体に害があったとしてもやってしまうわけです。人に依存してしまう人もそうですよね。依存しちゃダメだとわかっていても、依存した方が楽だからだれかに頼ってしまうわけです。
砂糖に依存するのは思いっきり中毒!
依存というのはなんでもよろしくないものです。お酒だろうがタバコだろうが他人だろうが依存している人はけっこう危険なオーラを醸し出していますよね。砂糖に依存することも同じです。
砂糖に依存していることがどれだけ危険かというと、なんと危ないお薬を服用してるとほぼ同じという見方もあります。そうです、お砂糖と危険なお薬に頼るのは同じだと思っていてもいいくらいにヤバいのです。
なのでこれはよろしくありません。中毒性という意味ではどっぷりと依存です。アウトです。
どこでも手に入るからこそ危険視されていないだけで、中毒レベルでいえば余裕でNGです。なので甘いものがやめられないわけですからね。やめられないということはそれだけアウトな要素が含まれているわけですから。
砂糖を摂り過ぎると体はどうなる?
では甘いものを摂り過ぎるとどうなるかというと、まずぶくぶくと太ります。体重が増加すると見た目的にもよろしくないですし、自信だってなくなりますよね。やめるべきだと思っているのにやめられないというのは、自尊心をゴリゴリ削ります。
しかし見た目とかメンタルの問題だけでは済まないです。当然ですが体への悪影響は甚大です。
まず糖尿病といった生活習慣病になりやすくなります。さらに甘いものを取ると、体の栄養素をどんどんぶち壊してしまうので様々な弊害もあるのです。というのも、糖質は消化されるときにビタミンB郡やカルシウムなどを必要とするため、大量に摂取すればそれだけこれらの栄養素がガンガン使われるわけです。
ビタミンB1が不足すればどうなるかというと、脳神経のエネルギー不足からなんと鬱状態に陥りやすくなります!
幸せになろうとしてお菓子を食べまくっていたら、なんと鬱状態につながるという本末転倒になるわけです!
さらにビタミン不足は免疫量の低下も招くので、普段から体調を崩しやすくなります。
カルシウムが不足すれば疲労感や倦怠感など疲れやすくなるだけでなく、骨粗しょう症になって骨までガッツリ老化する可能性があるのです。
甘ものを食べ続けて目先の幸福感にしがみついてると、どんどんと最悪な終末に向かっていくことに…!!!
甘いもの誘惑を防ぐには!?
では甘いものを防ぐには一体どうすればいいでしょうか。といっても依存状態から抜け出すのはけっこう大変なイメージもあるかと思います。特にどっぷりと習慣化していれば簡単にはやめられないと不安になる方もいるでしょう。
甘いものを食べないようにするためには、たとえば身近にお菓子を置かないという方法もあります。たしかに目に入るところにお菓子があるから食べたくなるというのはあります。スマートフォンも目に入るところに置かなければ触りにくくなったりしますからね。
しかし甘いものに依存していれば、どうあがいても食べたくなりますし買うでしょう。無ければ買ってきて食べるのです。それでは意味がないのです。というか中毒に陥っていたら根本から改善する必要があるのです。
根本的な理由を解消する
根本的にどうして甘いものを求めるかです。まず重要なのは、ストレスが溜まっていることが挙げられます。
ストレスを解消する方法をほかで用意することが、甘いものの依存から抜け出す方法になります。それこそハードではなく軽い散歩などを習慣にすれば甘いものに頼ることはどんどん減っていきます。
あとは趣味をつくるというのも重要ですね。甘いもの以外でストレス解消の手段を用意すれば、甘いものに頼らなくなるというのは理にかなっています。つまりストレス解消を甘いものだけでやろうとしていたら、そりゃあ甘いものばかりどんどん食べることになります。
なので、甘いものを食べる量を徐々に減らしていくためにも、好きなことをほかに見つけるのは大きいです。好きな音楽を見つけるのでもいいですし映画鑑賞でガンガン号泣するのもいいでしょう。あとは運動は最強なので好きなスポーツが見つかったらダイエットにもなるのでかなり強いですね。
こうやってストレス解消の手段をあれこれ用意すれば、甘いものに依存する必要がどんどんなくなっていくので、必然的に甘いものを食べる量は減っていくわけです。
血糖値を見直す
ストレスが原因であればストレス解消の手段を散らすことは鍵になってきます。
あとは身体的な理由です。というのも、低血糖を患っている可能性があるためです。
低血糖というのは血糖値が常に低いという意味ではありません。血糖値を適切な値に維持できない、言わば血糖値のバランスがおかしくなってる状態です。
甘いものを食べると血糖値が急激に上がるのですが、そうすると体的には異常自体なので急激に血糖値を下げようとします。そこでインスリンを大量に分泌するので、これによって血糖値は急激に下がります。
こうして急激に血糖値を上げたり下げたりするので、体的にはいろいろとおかしなことができます。
たとえば精神的にイライラしたり不安感を抱いていることが、甘いものを摂ることで落ち着いたり、食後に強い眠気を感じたり、甘いものを食べると頭痛がなくなったりなどです。
体のおかしな状況が甘いものを食べることで解消できてしまう、というのは、逆に言えば血糖値が異常ゆえに甘いものを食べることで解決しようとしてしまっている状態なのです。
こうなる原因は、朝食や昼食を抜いている人や、または食事が炭水化物中心で、しっかりと食事からエネルギーを摂れていないということも多いのです。
そのため、甘いものに依存している人は、普段の食生活が乱れがちというわけです。
食事を改善すれば甘いものへの依存は改善できる!
そこで重要なのが食生活を見直すということです。普段の食事が狂っているから甘いものだけでどうにかしようと体がしてしまうので、ならば食生活を改善すれば甘いものを欲さない体になっていくわけです。
エネルギーを普段からさまざまな栄養素や食物から摂取していれば、体が甘いものだけを求めようとしなくなります。
あとは血糖値を急激に上げないために、急激に血糖値が上がる食事にしないことです。これはまず野菜など血糖値が上がりにくい食事の順番を意識することで血糖値の急上昇を抑えられるので、食べる順番を改善するのもいいでしょう。
食べること自体はいいのです。甘いもの以外をしっかりと食べて、食べる順番を炭水化物などガッツリ一気に食べるのではなく、野菜や海藻などから順番に食べて、その後で炭水化物を摂取するという順番を大切にしてください。
普段の食生活を改善して、ストレス解消の手段をいろいろと用意する。
行動を変えれば甘いものを食べたいという欲求も収まっていくので、ただ甘いものを我慢するのではなく、普段の生活習慣や食生活を変えましょう!!!!!
参考サイト:
甘いもの好きな人必見!砂糖依存症について
糖分の摂りすぎで体に与えるデメリットとは?摂りすぎないコツは?
有酸素運動をするとドーパミンは増えるの?
甘いものが止まらない!もしかしたらあなたも砂糖依存症かも!?
甘い物が我慢できないのは「砂糖依存症」? 欲する原因と改善法【薬剤師監修】
甘いもの好きでも大丈夫!糖質依存から抜けるための7日間チャレンジのやり方