生活習慣や食べ物を変えればいい匂いに?体臭の原因と改善法を紹介【気になる嫌な臭いを解消できる!】

アフィリエイト広告を利用しています

生活習慣や食べ物を変えればいい匂いに?体臭の原因と改善法を紹介【気になる嫌な臭いを解消できる!】のアイキャッチ画像

あまり喜ばしい話題ではありませんが、身体の臭いというものはけっこう男女問わずに気になるものですよね。

だからこそCMとかでもそういった商品がバンバン宣伝されているわけで、ということはそれだけ需要があるということで、ならば体臭は生活する上で無視できない存在というわけです。

運動部の男子高校生が電車に乗ってきて衝撃的な臭いに気絶しそうになるなんて例に漏れず、仕事に行ってるだけで帰ってるだけでもけっこうな臭いに出会って「これは本当に人の臭いなのか?」という疑問にと惑わされた経験もみなさんあるかと存じます。

そこまで特例ではなくとも、やはりちょっとしたことで体の臭いというのは気になりがち。

では、そんな体臭を消滅させるためには一体なにをすればいいのか。そんな話題で今回お届けしたいと思います!

そもそも体臭とは?

そもそも体臭とはいったい何を指すのでしょうか。人によってまったく臭いが無いという人から、なぜか不思議と臭いがするという人までいる謎に個性的な違いがある体臭。

体臭とは種類こそあれど、発生するのは汗や皮膚の分泌物が酸化することで発生します。皮膚には皮膚常在菌という雑菌が存在しているのですが、この雑菌と身体の分泌物が混ざることで体臭は発生します。

皮膚の細菌って?

ならば皮膚に雑菌なんて発生させなければいいのではないか、なんて思うかもしれませんが、皮膚常在菌は人類にとって必要な菌です。

最近とは決して害になるものばかりではありません。例えば健康を保つための鍵となる腸内細菌は日々注目を浴び続けていますよね。腸内を健康に保つためには様々な菌の働きがあってこそです。

そして皮膚にも常在する細菌も人類の健康を守ってくれるのです。何をしてくれるかというと、外部の刺激から人体を守ってくれます。というのも、なんとなく肌に露出している皮膚ですが、この皮膚は人体における最大の臓器とも呼ばれるほど、当たり前ですが人間にとって欠かせないものなのです。

しかし、皮膚に常駐する菌は、体調の変化であったり食べたもの次第では臭いを発生させる原因にもなるのです!!

皮膚の常駐菌と体臭の関係

皮膚に常駐する菌は、人体を健康に守る反面、バランスが崩れるとトラブルの原因にもなります。

臭いの原因になる代表は汗です。汗自体は発生した直後自体は臭いはありません。というのも、汗は皮膚にあるエクセン汗腺とアポクリン汗腺という汗腺でつくられるのですが、これらが皮膚にある皮脂と混ざったり細菌が分解することで臭いが発生するのです。

つまり肌の皮脂やら菌の状態を一定に保っておかなければ、体から強い臭いを発生させやすくなってしまうのです。

体臭を発生させる食べ物

また、体臭は食べ物とも密接な関係にあります。

というのも、動物性のタンパク質を食べすぎていると臭いの原因になる物質がたくさんつくられるからです。
脂質が多ければ皮脂からの臭いや、あとは加齢臭の原因にもなります。加齢臭は皮脂腺の中のパルミトオレイン酸という脂肪酸と、皮脂が酸化して発生する過酸化脂質がミックスされることで臭い物質のノミナールが発生し、これが加齢臭の原因になります。

また、動物性タンパク質を摂取しすぎることで、体内が酸性に傾いていきます。すると加齢臭の原因の素となる乳酸などがつくられやすくなります。これらを皮膚常駐菌の表皮ブドウ菌や黄色ブドウ球菌が分解することで臭いの原因になるので、皮膚の常駐菌との関係を良好に保つためにも、あまり脂っこいものばかり食べるのはオススメできません。

具体的には、牛、豚、鶏などの肉、あとハムやベーコンなど肉の加工品、さらにバターやチーズなどの乳製品の摂り過ぎは体臭の原因となるため、摂取を控えるのが望ましいです。

また、辛い食べ物やアルコールなども臭いの原因になるため、あまり過剰に摂取することはオススメできません。

女性特有の臭いの悩みもある

加齢臭など特有の臭いの原因があるように、女性ならではの臭いの悩みもあります。

それは月経です。月経前にはホルモンの影響で皮脂腺が刺激されるため、皮脂腺の中にある脂肪酸が酸化して体臭が強くなると考えられています。

体臭を悪化させる生活習慣とは?

このように様々な臭いの原因や種類があるのですが、体臭が強い人にはとある生活習慣も原因しているのです。

運動不足

まず挙げられるのが運動不足です。運動をしないでいると、汗腺の機能が低下して雑菌が繁殖しやすい体になってしまいます。運動不足は様々な観点からトラブルの種になりますが、なんと体臭を発生させる原因にもなるとは…。

また、運動をしないと基礎代謝が下がることで、なんとダイエット臭と呼ばれる体臭まで発生させることに!!

無理なダイエット

ダイエット臭とは、その名の通り極端な食事制限や糖質制限によるダイエットで発生するものです。これはケトン臭ともよばれ、体内環境や腸内環境が悪化したり、飢餓状態に陥っているサインとして体臭が出るのです。

つまり体に悪い無理なダイエットを強いることで、体臭が発生するということ。体の危険を教えてくれているので、そんな危険なダイエットはしないようにするべきです!

体にも悪いし体臭もキツくなっていいことがありませんからね…。

寝不足や疲れ過ぎ

また、寝不足も体臭を悪化させる原因になります。睡眠不足が続くことで、体内の乳酸が増加してアンモニア濃度が高くなります。これが汗に混じって体臭として出るのですが、これは疲労臭と呼ばれるものです。

寝不足と同じく、疲れが溜まることでも同様の状態に陥るため、疲労臭は発生してしまいます。疲れを溜めがちな人は、知らない間に体臭を強めている可能性があるので要注意です…!

ストレス

ストレスも体臭を発生させる原因になります。というのも、ストレスを感じた時には活性酸素が発生して、皮膚の酸化を促したり、自律神経を乱すことで体臭の原因となるのです。

ストレスによる体臭はストレス臭と言われます。嫌な気分になったら嫌な臭いを発生させるという、シンプルに嫌になる体臭ですね…。

なるべく普段からストレスを溜めないように工夫したいところ。ストレスは溜めれば溜めるほど悪影響なので、ストレスを感じたら発散する手段を日常に用意するなどしてください!

風呂に入らない

これはシンプルに皮膚を清潔にしなければ、皮膚で雑菌を繁殖を抑えられずどんどん増えて嫌な臭いを増やしてしまいます。

風呂に入らないのは不潔だと感じますが、雑菌の温床になるという意味で不潔なので要注意。臭いの原因となる皮脂や汗はしっかりと洗い流すことを重視してください。

特に汗が溜まりやすい脇の下や足の指などは念入りに洗うことをオススメします!

体臭を改善する食べ物

体臭を改善するには、生活リズムを完全したり、日毎のケアが必要になってくると紹介しました。
それにくわえて、体臭は食べ物によっても改善することが可能なのです!

抗酸化食品

まずご紹介したいのは抗酸化食品。抗酸化物質とは、皮脂が酸化して過酸化脂質になるのを防いでくれる物質です。皮脂が酸化すると加齢臭の原因にもなるノミナールが生成されるので、抗酸化は臭いを予防するためにもかなり大切です!

この抗酸化物質は、ビタミンEによる抗酸化力が高いため、積極的な摂取がオススメ。ビタミンEはアーモンドやナッツ類、アボガド、ゴマなどに豊富に含まれています。食べやすいのはナッツだと思うので、間食のおやつなんかに取り入れるのもいいかもしれませんね!

さらに、ビタミンEとともにビタミンCも摂取するのがオススメです。なぜなら、ビタミンEの抗酸化力はビタミンCと一緒に摂ることで効果の持続が長くなるという特性があるのです。

ビタミンCはパプリカやブロッコリー、ゴーヤなどの緑黄色野菜や、キウイやいちご、柑橘類などの果物に多く含まれています。

野菜と果物、ナッツ類をバランスよく摂取して、抗酸化力高めにいっちゃいましょう!

アルカリ性食品

続いて紹介したいのはアルカリ性食品です。アルカリ性食品とは酸性を中和するために必要なもの。
というのも、体内が酸性に傾くことで、加齢臭などの体臭の原因が作られやすくなります。抗酸化食品でも触れましたが、体が酸化したり酸性になったりするのは臭いの原因につながるので気をつけたいところ!

この体の酸性を中和する食品のことをアルカリ性食品というのですが、代表的なのは梅干しやワカメなどの海藻類、ほかにはほうれん草などの緑色野菜や、大豆などがあります。

腸内環境を整える食べ物

体内や皮脂を酸化させたり酸性に傾けないのも大事ですが、内臓の環境を整えることも非常に重要です!

というのも、腸内環境が悪ければ、有害なニオイの温床となってしまうため。腸内で嫌な臭いを発生させないためには、善玉菌を増やすことが重要になります。
善玉菌といえば、ビフィズス菌や乳酸菌といった腸によいとされる菌のことです。腸内環境が整っている状態とは、善玉菌が多くて悪玉菌が少ない状態のことをいうので、腸内で善玉菌は積極的に増やしたいところです。

善玉菌を増やすためには、ビフィズス菌や乳酸菌など聞いてピンとくるかもしれませんねヨーグルトです!
これらが多く含まれているヨーグルト製品は毎日の食生活に取り入れたいところ。

また、ヨーグルトなどの乳製品に含まれる善玉菌はプロバイオティクスといって、善玉菌をそのまま腸に生きたまま届けることができるのです。
ヨーグルト以外なら、キムチやお漬物、お味噌に納豆など、発酵食品に多く含まれています。

プロバイオティクスと似た言葉ですが、プレバイオティクスというものもあります。これは善玉菌などの有用菌の餌となり、善玉菌などを育てることができるものです。
プレバイオティクスは大豆やアーモンド、バナナ、ゴボウ、キャベツ、はちみつなどに含まれていますよ!

緑茶

食べ物だけではなく飲み物にも臭い予防ができるものがあります。それが緑茶です!

緑茶に含まれる成分はいろいろありますが、そのなかにカテキンがあります。カテキンは美容効果も大注目されるポリフェノールの一種なのですが、なんと体臭を抑える効果もあるのです。

というのも、カテキンには強い抗酸化作用があります。先ほども紹介した酸化を抑えてくれるアレですね!
つまり加齢臭の原因になるノミナールを、カテキンを飲むだけで抑えることができるのです。

さらに、カテキンは加齢臭だけではなくほかの臭いを抑える効果まで!
というのも、カテキンには抗菌作用もあるため、雑菌の繁殖を抑えることができるのです。雑菌は増えると汗の臭いや足の臭いといった嫌な臭いにつながるので、緑茶を飲むだけで体臭を改善することができるのです。

緑茶であれば毎日飲めるのでオススメ!

甜茶

お茶つながりでオススメしたいのが甜茶です。「てんちゃ」と呼びます。
甜茶とは名前からもイメージっぽいかもしれませんが中国茶の一種です。日本では馴染みがないかもしれませんが、健康茶として愛されていて風邪のときなどに飲まれてきたものです。
この甜茶は花粉症効果も期待されているので、聞いたことがある方もいるかもしれませんね。

この甜茶は、今までの臭い対策とは少々異なるアプローチができます。なんと、口臭を消す効果があるのです。
口臭の原因には、メチルメルカプタンやアリルメチルスルフィドというものがあります。アリルメチルスルフィドはニンニクの代謝物なので、ニンニク臭さというのが気になるのはこのため。

それらに対して強い消臭効果が甜茶にはあるのです。そのため、口臭ケアとして甜茶を飲むというのは効果的なのです!

また、甜茶にはカフェインが含まれていないため、眠る前にリラックスタイムに飲むというのもいいですよ!


甘草

ラストに紹介したいのは甘草です。これは漢方の成分や、化粧品の成分として使われるものです。女性であれば耳にしたことも多いかもしれませんね。化粧品の成分としては、甘草エキスやグリチルリチン酸といった名称を用いられています。

化粧品としての効果は、抗炎症作用が強いために、ニキビ対策の化粧水などの成分として利用されていますね。

そんな甘草ですが、なんと体臭にも効果があるというから驚き!

この天草にも抗酸化作用が含まれているので、体臭の原因物質をつくらないようにしてくれます!

とはいえ、天草は漢方や化粧品として使われているとはいえ、どうやって食用として手に入れればいいか疑問ですよね…?

じつは甘草、スパイスとしてふつうにスーパーに売っています。スパイスなの!?

なぜならカレーや漬物のスパイスとしても利用されているので、一度スパイス・ハーブ売り場を見てみてください。意外とふつうにあるはずです。

また。天草はリコリスという別名も持っており、このリコリスを使ったハーブティーであるリコリスティーもあります。お茶としても飲めるというわけですね!

こちらはスーパーではなかなか見かけないかもしれないので、ハーブティー専門店などで見つけられます。ヨーロッパではけっこう知られたティーなので、優雅なひと時にリコリスティーなんて習慣を取り入れるのもいいかもしれませんね。

参考サイト:

体臭とは?気になる体のニオイの種類とその原因

体臭はいい匂いに変えられる?!基本の対策6つ

体臭改善は食べ物から!体臭きつい人に共通する食事とニオイを防ぐ食品とは?

嫌な体臭を食べ物でケア!ニオイを防ぐ食べ物と悪化させる食べ物