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はいみなさんダイエットに励んでいますか!
努力することは良いことです目的に向かうことは良いことです、自分の掲げた目標に向かうのはそれだけで達成感やらになりますし、結果も伴ってくるので目的目標こそが全て!
しかし、順調に目的を達成できる人もいれば、なかなか結果が出なかったり、そもそもダイエットを続けられなくて挫折するなんて人も珍しくありません…
「私なんかじゃダイエットは成功できない…」
「成功できる人はきっと根性があるからダイエットできるんだ…」
いやそんなことはありません。
ダイエットできるかどうかは根性だの気持ちだのそういう話ではないのです。
ではどうして成功する人は成功するのか?失敗する人はなぜ失敗するのかという話をしていければと!
ダイエットなんてやりたくない!!!
まずそもそもですが、みなさんダイエットはしたいですか?
そもそもダイエットと聞けばどんな印象ですか?
「キツくてシンドくてやりたくないもの!!!」
そう思ってる方が多いかもしれません。たしかにダイエットといえば肉体変化です。肉体を変えるためには日常を変える必要があるわけで、変化というのは生物にとってけっこうなシンドさを伴うものです。
というのも、変化というのか生物にとっては危険を生み出すからです。いえ、ダイエットが危険だという話ではありませんよ?
生物は変化を嫌がるもの
変化は生物にとっては命にかか関わることがあります。「そんな大袈裟な話を…」と思うかもしれませんが、自然界でいえばピンとくる話かと思います。
たとえば、森で住んでいる動物がいたとしましょう。彼らは森の木々に登って過ごしたり葉っぱで体を隠したりして、天敵から狙われる可能性をグッと下げて安全に生活できていました。
しかし、もし彼らがめちゃくちゃ好奇心旺盛で「よし森の外で暮らしてみよう!旅をしてみよう!」なんてことをして木のない草原やら高原に行こうものなら、1発で敵に狙われて生命が終了しますよね?
このように、変化を起こすということは環境を変えたりと心身に思いっきり影響を与えることなのです。そのため、変化に対して生物はけっこうネガティブに構えるのは当然なのです。
これをダイエットに当てはめれば、生活習慣やら食べているものを変えていく必要がある大きな変化を起こす行為なわけです。
なのでダイエットがキツいと感じるのは生物として当然なわけですね。むしろ現状維持を望むのは生き物らしいわけです。
・変化をしなければそれはそれで危険!
しかしここで変化に対して「あなたは変わらなくてもいいですよー」と言っているわけではありません。むしろ生物にとって変化は大切にもなります。
「いや変化しない方がいいのか変化した方がいいのかどっちだよ」というツッコミが入りそうですが、そう言いたくなるほど生物の変化というのは微妙なものなのです。
というのも、もし生物が変化をしなければ、とある条件下で1発で全滅絶滅する可能性もあります。
そうです。人間にとっては近年なじみも深いですが、パンデミックなど大規模なアクシデントに見舞われた場合がそれにあたります。
過去に人類はコロナウイルスの比ではないパンデミックで冗談じゃないほど命を落としてきました。黒死病などと言われるペストがヨーロッパで大中高したときには、正確な統計こそないですがヨーロッパ人口の3分の1の人類を死滅させたともいわれています。
このハンパではない被害は人類にとっても脅威なわけです。コロナでも人類がどんだけ長い間苦しめられていたかは皆さん周知の事実でしょう。
ではこれと変化と一体どういう関係があるのかというと、生物には多様性というのがあります。平たくいえば個性みたいなものですね。
だれもが同じような顔してたり能力していたりすれば非常に気味が悪いですが、その感覚は正しいわけです。なぜなら全員が同じような免疫であったり耐性であれば、それこそペストやコロナで全員がアウトになります。
個性であり変化というのは種を存続させるために重要なわけですから、各々が人とは異なる特徴を有していることは人類が反映するためにも必要なわけです。
まあ十分反映していますからもう十分だろというのもありますが、とにかく多様性というものは種としての生存率を上げます。
そしてこの変化に対するポジティブさというのは、個人個人にも当てはめられるわけです。
・変わりたいのに変われないのはなぜ?
では変わればいいのか変わらなければいいのかどっちなんだという話ですが、答えを言えば徐々に変わっていくのがいいわけです。
たとえば先に説明した木の上で生活する生物の話をすれば、一気にまったく木の無い環境に移動すればそりゃ獲物にされて全滅を免れません。
しかし、徐々に木々を伝って、今よりも豊かな水資源やら果実が実るような場所に移っていけば、より生活しやすくなるわけです。あとは水に適応して異なる進化をすれば、多様性も生まれて種の生存率もアップするわけですからね。
ワクチンだってそうです。あれは体に弱らせた病原菌を打ち込んで、その病原菌に対して体を強くする効果があるわけです。つまり毒を打ち込んでいるようなものですからね。
これも弱い病原菌を体内に入れることで、体が徐々に慣れていくわけです。つまり少しずつ変化していけば生物レベルの危機だって難なくクリアできるというわけですね。
逆にいえばです。いきなり致死レベルの病原菌を体にブチ込めばそりゃ命は終わってしまいます。なので少しずつ変えていくというのがポイントなわけです。
変化を嫌う原因は脳にあり!
これまで紹介してきたように、生物にとって急激な変化は命に関わります。なのでいきなり変わろうとすることは非常に危険なわけです。むしろ一気に変わることを体は、というより脳が望まないのです。
現状を大きく変えようとすることは体にとって危機なわけですからね。なので一気に変わろうとすることをすれば、まず成功しないわけです。これがダイエットの失敗する人によくありがちなミスですね。
一気に痩せようと思うと太る!?
ダイエットをしようとすれば、いきなり痩せようと思って極端な食事制限をしようとする人もいるでしょう。たしかに短期的には摂取カロリーを極端に抑えたりすれば痩せます。食べていないわけですからそりゃ体重は減るでしょう。
しかし体にとっては危険極まりない変化なわけです。というより身体の危機なので、これは体にとっては危険信号です。今までたーっぷり食べていた人が急に食べなくなったら、体は飢餓状態に陥っているのと同じですからね。
ということはどういうことかというと、たくさん食べようとするわけです。
「え!?」という話ですが、そりゃそうです。食べる食べないは生命にダイレクトに関わってきますから、食べられるものが無くなると脳としては危ないことでしかありません。
するとどうなるかといえば、たくさん食べようとします。というより食べられるならいくらでも食べろと命令するわけです。
体に食べ物を取り入れていないということは、飢えていることになります。ならば食べ物を探して食べさせようとするのは当然ですよね。
つまり、いきなり食べない生活を送れば、冗談じゃないぐらい食べ物を食べるようになるのです。結果、食事制限をする前よりも太るなんてことが起こるわけですね。
ダイエットできる人は習慣化がうまい
ではいきなり変わろうとしなければいいという話になります。急いで体重を落とせるならどんなに楽なことでしょうか。しかしそんな楽に体重を落とそうとすれば生命の危機に陥るわけですから、脳に危険だと判断させないことが重要なわけです。
ここでお手本にしたいことは、習慣化のテクニックです。習慣化というのは続けていくことで新しいことを自分の生活に取り入れるということですね。つまり変化をつくりだすわけです。
ダイエットで重要になるのは食事制限だけでなく運動も重要になります。運動なんて習慣化していない人からすれば地獄だと思うかもしれませんが、慣れればどうということはありません。
つまり慣れです。運動に慣れる、これが習慣化なわけです。運動が当たり前になるというわけですね。
習慣にできる人というのは、運動が当たり前になっている人です。それは学生時代から運動習慣があるから社会人になっても運動できるとかそういうことです。
では、運動を全くしていない人が運動するにはどうするかというと、ここでもやはり急激な変化はよろしくありません。体が嫌がりますし脳が嫌がります。
運動習慣のためにまずは腕立て1回から
そこでオススメなのが腕立て1回から始めることです。
「いやそんなことでダイエットになんてならないだろ!!」と思うかもしれませんが。逆です。
これこそがダイエット成功の秘訣なのです。
なぜならいつでもどんなときでも続けられる最低限のことからまず始めれば、脳は嫌がりません。変化だと感じないようなことからスタートすれば、脳は拒絶しませんからね。
つまり腕立て1回することを立派な運動メニューだと自分で自覚して、それを慣らしていけば、徐々に運動するということが自分にとって当たり前になっていきます。すると回数を増やしても運動することが苦じゃなくなるわけです。なぜなら少しずつ自分にとって運動が当たり前になるからです。
継続は力なりといいますが、これは継続することで自分にとっての新しい行動が当たり前になっていき、変化を当然とする体に変わっていくからです。
なので、運動習慣がない人はまずは腕立て1回を毎日やってみてください。1日も欠かさずに毎日1回やるというのは、これができればなんでもできるようになるものです。
食事も一気に変えずに少しずつ変える
であればです。ダイエットにおける食事制限もいきなりではなく、少しずつ変えるのがいいわけです。
いきなり炭水化物を抜いたら体は危機を感じますから、何か食事を置き換えたりするところからスタートしてください。たとえばジャンクフードばかり食べているなら、ジャンクフードではなく健康的な食事に置き換えるなどです。食事の量は変えずに、食べるものを変えるところからスタートするなどです。
ダイエットにおいて重要なのは食事のメニューですからね。まずは食べるということを抑制せずに、食べるものを変えたり、食べる時間を変えるところから始めましょう。間違えっても食べないなんて選択肢は取らないように!
食べないことがストレスに感じたらアウトです。ストレスに感じること自体が脳にとって「今めっちゃ変化が起こっている!!!」と感じているわけで、それは失敗になるわけです。
遅かれ早かれ、まずやめますからね。
「これでOK!」という考え方をしていれば目的は達成できる
ここまでで重要なのは、いかに少しずつ自分を変えていくかです。なので、本当に簡単なことをしていれば自分はOKなのだと思ってください。
数字で1ヶ月で10キロ痩せようなんてのは無理な話です。そうではなくて、痩せればいいわけですから、痩せるために必要なことをしてください。
そのために必要なのは考え方です。1日1回の腕立て伏せでいいからやってみてください。それで運動をしたと思って自分を褒めてください。
「変わるためのことをちゃんとやった!!!」と自分を褒めてあげれば、運動したという自覚も生まれますし、次の日も運動をしたくなります。
同様に食事でも言えることです。大好きだったお菓子を別のものに少しずつ置き換えたり、いつでもどこでもできる変化を与えてください。
「今日は運動も食事制限もした!!」と思えるようなほんの些細なことをしてください。それを続けていれば、そのうちに変わっていきます。
1ができればダイエットができている!
たった1回の腕立てや、食事をちょっと変えるだけでいいのです。いきなり変わらなくても確実に変わっていきます。
1の変化を行える人はどんな変化でもできますが、1の変化ができない人が100の変化なんてできません。
なのでまずは自分にとっての1を行ってください。運動なら一歩外に出るだけでもOKです。
全ては考え方と行動で自分というのは決まりますし変わります。ならば確実にできることを行って、確実に自分を変えてください。
今まで運動も食事制限もしていなかった人が、1を行ったというだけでも非常に大きな変化ですからね。
いつでもどこでもできる1を行っていけば、そのうち10の変化も100の変化も余裕になっていきます。
あせらずにまずは1からです。1をできればダイエットをちゃんとやっていると思ってください。
それは数字の変化ではなく、自分を変えていることになるのですから。自分を確実に目的に向かわせている自覚が、大きな変化を生み出します。
つまりダイエットが成功できるのです!!!
というわけで1からスタートして1ができた自分を思いっきり褒めましょう!!!
短期的な行動が長期的な行動を生み出すますよ!
参考サイト:
人が「変化」を恐れる理由とその対処法
ペストについて (ファクトシート)
ダイエットに失敗する人がやりがちな間違い5選
完璧主義と失敗。相反する状態が及ぼす負の影響と、その乗り越え方(前編)
腕立て1回から始める「いい習慣を量産する技術」
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