企業がオウンドメディア(自社メディア・ブログ)を運営するメリットとコツ、成功事例の紹介

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最近では企業が自社メディア(オウンドメディア)を運営する事例が増えてきました。

今回は、そんなオウンドメディアを運営するメリットやコツを解説していきます。

また、オウンドメディアのイメージが沸きやすいように記事後半では成功事例も紹介しています。

社内でメディアを運営しようと検討している方は、ぜひ参考にしてください。

オウンドメディアとは

オウンドメディア(Owned Media)は、自社で保有するメディアを指します。

一般的には、ブログのような形式で作られることが多いですね。

ブログと言っても「ランチに行きました」「歓迎会をしました」といった、日記のようなものではありません。

サイトに訪れた人のためになるような情報を発信するのがオウンドメディアです。

実はこのブログもオウンドメディアです。

弊社、株式会社RETVALが運営しているWEB関連の情報を発信しているメディアです。

オウンドメディアの流入経路

立ち上げたオウンドメディアはどのようにしてユーザーに見てもらうのでしょうか?

それは主に、検索エンジンSNSからの流入です。

それぞれの流入経路について解説していきます。

検索エンジンからの流入(SEO)

多くのオウンドメディアは、検索エンジンからの流入を狙っているでしょう。

検索エンジンとは、GoogleやYahoo!、Bingが代表的ですね。

このような検索エンジンで検索した時、オウンドメディアが上位に表示させれば、たくさんのユーザーがサイトに訪れます。

検索結果の上位に表示させる施策を、SEOと言います。

検索エンジンはGoogleが大きなシェアを占めているので、「SEO = Google検索対策」とも言えます(Yahoo!はGoogleと同じシステムを利用しています)。

SEOについて詳しく書いた記事があるので、もっと詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。

SNSからの流入

オウンドメディアの閲覧者を増やすもう1つの方法がSNSです。

自社でTwitterやInstagram、Facebookなどのアカウントを作って、投稿が拡散されることによって、オウンドメディアの記事を読んでもらいます。

しかし、SNSからの流入を狙うのはあまりおすすめしません。

それには以下のような理由があります。

SNS流入をおすすめしない理由

  • 企業のアカウントは、あまり好まれないため。
  • フォロワーを増やすのは難しいため。
  • 拡散されるのは難しいため。
  • 拡散されたとしても、一過性で終わるため。

SNSには膨大な数の企業アカウントがありますが、SNSで自社メディア拡散に成功している企業はほとんどありません。

万が一、拡散に成功したとしても、それは一過性のものであり、持続的にメディアが読まれるわけではありません。

そのため、弊社では検索エンジンによる流入(SEO)をおすすめしています。

オウンドメディアはすぐに効果は出ません

オウンドメディアは長いスパンをかけて成果を出すような施策です。

効果が出るまでに1年、長ければ数年かかります。

しかし、一度効果が出れば長期間持続し、様々なメリットが生じますので、時間をかけて取り組むべきです。

すぐに効果が出ないからと言って担当者を責めたり、メディア運営をやめてはいけません。

オウンドメディア運営のメリット

オウンドメディア運営には、様々なメリットがあります。

このメリットはあまり理解されておらず、オウンドメディアが過小評価されているのではないと感じます。

売り上げに繋がる

多くの企業が、オウンドメディアの運営を売上増を目的としているはずです。

オウンドメディアの閲覧者が増えれば自社製品を目にする頻度も上がるので、売り上げを伸ばすことに繋がります。

信頼度が増す

オウンドメディアでは、自社の知識、経験、技術を発信します。

それを見たサイト閲覧者は、「この企業は知識が豊富だ」「ここの従業員は技術力がある」と評価します。

コンテンツがしっかりしたメディアであれば、魅力的な企業に映るのです。

広告収入を狙える

自社製品以外にも、競合しないような企業の広告を掲載したり、タイアップ記事を書いたりして、広告収入を得ることも可能です。

広告に関しては、全く掲載しないメディアもあれば積極的に広告を出しているサイトもあります。

広告の掲載を受け付けるかどうかは、メディアを運営していく中で決めればいいかなと思います。

運営者の知識や理解度が深まる

メディアを運営するには、自社製品やそれに関わる知識を高める必要があります。

また、メディアを閲覧しているユーザーに分かりやすく説明しなくてはいけないので、噛み砕いて説明する必要があります。

メディア運営を通して、自社製品や周辺知識が深まり、自らの理解度も上がるのもメリットです。

採用活動にも利用できる

新たに人を採用しようとした時、オウンドメディアはとても役に立ちます。

メディア内で募集記事を書けば、それを読んだ人が求人募集に応募することもあります。

メディア自体が魅力的であれば、「この会社で働いてみたい」と思う人が出てくる場合もあります。

情報を発信することで、どんな会社なのかが見えやすいというのは求職者にとっても安心できる材料になります。

自社ホームページのSEO効果

オウンドメディアと自社ホームページを同じドメインにしている場合、自社ホームページも検索上位されやすくなります。

弊社では自社ホームページのURLは「https://retval.jp/」で、ブログのURLは「https://retval.jp/blog/」としています。

オウンドメディアのSEO効果をホームページにも波及させるために、同じドメインにしています。

SNSのフォロワーが増える

メディアのコンテンツが魅力的であれば、日々最新記事をチェックしたいと思うでしょう。

TwitterやFacebookで最新記事の更新をお知らせしておけば、記事をチェックしたい人がフォローしてくれます。

SNSのフォロワーが増えればSNS経由のサイト閲覧者も増えるので、高い相乗効果を生みます。

オウンドメディア運営のコツ

それでは、オウンドメディア運営のコツを説明していきます。

WordPressで始める

ブログを始める方法はいくつかありますが、WordPressを活用して運営するのがおすすめです。

WordPressでブログを運営するためには、サーバーを借りて、ドメインを取得する必要があります。

少し面倒ではありますが、自社の資産として長期的に運用するなら必要な作業です。

WordPressならブログ運営に必要な機能が備わっていますし、便利でオシャレなテーマもたくさんあります。

オウンドメディアのほとんどがWordPressで運営されています。

SEOの知識を身に付ける

オウンドメディアの閲覧者を増やすには、SEOの知識を身につけなければいけません。

先ほども紹介しましたが、以下の記事を参考にしてSEO施策を行ってください。

商品・サービスを売り込まない

オウンドメディアは、商品やサービスの売り上げを増やすことが目的ですが、無理に自社製品を売り込んではいけません。

閲覧者が知りたいこと、気になることを解決することに注力してください。

もし記事の内容から自社製品への誘導が可能なら、自然と誘導してください。

自社製品への誘導が不自然になりそうなら、その記事では無理に自社製品の話題を出さなくてもいいでしょう。

計測・分析する

オウンドメディアを立ち上げて、ただ運営すれば良いわけではありません。

どれくらいのアクセスがあるのか、各記事はどれくらい読まれているのか、どのようなキーワードで検索されているのかなど、チェックしていく必要があります。

計測を行うには、以下のツールを活用してください。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、サイト全体・記事ごとのアクセス数や、どのような属性のユーザーがアクセスしているのかをチェックできるツールです。

サイト運営者には必須のツールです。

Search Console

Search Console(サーチ・コンソール)もGoogleが提供しているツールで、どのようなキーワードで検索されているのか、検索順位はどれくらいなのかなどをチェックできるツールです。

サイトでエラーが出てないかの確認もできます。

Search Consoleもこちらも必須のツールです。

Ptengine

Ptengineは、サイトを訪れたユーザーがどこをクリックしたのか、どの部分を読んでいるのかを、ヒートマップなどで視覚的に見ることができるツールです。

ユーザー行動を把握するために、おすすめのツールです。

オウンドメディアの成功事例

オウンドメディアを活用する企業は多く、素晴らしい成功を納めているケースも少なくありません。

ここでは、オウンドメディア運営に成功している事例を紹介していきます。

経営ハッカー(freee株式会社)

クラウド会計ソフトを手掛けているfreee株式会社のオウンドメディアです。

会計や人事・労務、会社設立など経営に関する情報を発信しています。

アクセス数がかなりあり多くの経営者に読まれることで、freeeのサービスを認知させることができます。

経営ハッカーに関するインタビュー記事もあったので、そちらも参考にしてください。

ファンを増やし続けるfreeeのオウンドメディア「経営ハッカー」編集長が何よりも大事にしている考え方とは | WILLGATE BLOG

北欧、暮らしの道具店(株式会社クラシコム)

ECサイトでの成功事例と言えば、株式会社クラシコムが運営するこちらのサイトです。

商品の紹介だけでなく、

以下の記事でこのメディアに関するインタビューが読めます。

「北欧、暮らしの道具店」が生まれるまで。世界観の作り方、SNS運用の秘訣 | SELECK [セレック]

上記記事に「月間PVは1,300万、Instagramのフォロワー数は46万人を誇る」と書かれていますが、とんでもない数のアクセスです。

予算にもよりますが、100万PV行けば大成功と言えるレベルですから、1,300万はかなり凄いです。

株式会社LIG

WEB業界でいち早く成功したのが、株式会社LIGが運営するオウンドメディアです。

このサイトはWEBに関する技術だけでなく、面白コンテンツや他社のPR記事など幅広く書かれています。

このサイトの効果により、日本でトップクラスの知名度を誇るWEB制作会社となりました。

まとめ

この記事を読んで、オウンドメディアがどんな物なのか、どのように運用するべきなのか理解できたかと思います。

弊社ではWordPressの制作からメディア運営のアドバイスまで、幅広く行っています。

オウンドメディアの立ち上げを考えているWEB担当者様や経営者様からのご相談を受け付けております。