葛飾区では、所定の条件を満たせばホームページの開設などで補助金をもらうことができます。
補助金の金額は、経費の2分の1で限度額は5万円(ただし、外国語対応の場合は限度額8万円)となっています。
この記事では、「ホームページ作成費補助」の概要や注意点などをまとめているので、ぜひ参考にしてください。
ホームページ開設費等補助の内容
区内の中小企業が業績向上を図るため、製品や技術等を広くPRする手段として、インターネットを活用したホームページを作成する場合に、その経費の一部を助成するものです。
補助対象企業
- 中小企業基本法第2条に規定する中小企業で区内に主たる事業所を有すること。ただし、東京信用保証協会における信用保証の対象外業種及び、ホームページ作成・改修を業務としている企業は除くものとする。
※区内に本店または事業所があることが、作成・改修したホームページで確認できること。区外事業所のみは対象外。 - 区内で引き続き1年以上事業を営んでいること。
- 前年度の法人都民税または葛飾区の特別区民税(区外在住の場合は、葛飾区の特別区民税及び区市町村民税)を滞納していないこと。
「1年以上事業を営んでいること」とあるので、設立1年未満の新しい法人は利用できないようです。
「東京信用保証協会における信用保証の対象外業種」については、こちらのPDFで確認することができます。
補助の制限
- 当該年度に国又は他の地方公共団体等から同一趣旨の補助金の交付を受けていないこと。
- 過去2年度に本補助金の交付を受けていないこと。
- 年度内(年度最終日は3月29日)に完了し、報告書を提出できること。
- 申請時にホームページの作成、改修に着手する前であること。
「過去2年度に本補助金の交付を受けていないこと」とあるので、短期間で何度も利用することはできないようです。
補助対象経費
- 新規にホームページを作成するための委託費
(他の主催するサイトのコンテンツの一部としてウェブページを作成する場合は本補助金の対象外となります。) - 販路拡張に向けて既存のホームページを全面的に改修するための委託費
(ただし、パソコン・ソフト等設備購入費、ドメイン維持費・サーバー維持費等は対象外) - 上記の作成・改修に合わせて、新たに外国語対応するための経費(日本語を含めて2か国語以上の言語に対応すること。一部のみの外国語対応、外国語対応にするための改修は対象外)
※ ホームページ作成業者に直接業務を委託せず作成するもの(仲介業者に委託して作成するもの)は本補助金の対象外となります。
全面的に改修とは?
「改修とは、画像の差し替えやページの追加等ではなく全⾯的なデザインの変更を指します」とのことです。
補助額
- 経費の2分の1 限度額:5万円(ただし、外国語対応の場合は限度額8万円)
申請方法などは、ホームページ作成費補助|葛飾区公式サイトをご覧ください。
注意事項
補助金の利用には、以下の点に注意が必要です。
補助金交付の対象外
以下のようなホームページや費用は、交付の対象外となるようです。
- パソコン・ソフト等設備購入費、ドメイン維持費、サーバー維持費等
- 作成するWEBページが、他の者が主催するサイトの一部となるもの
- ホームページ作成業者に直接業務を委託せず作成するもの(仲介業者に委託して作成するもの) 等
- 外国語対応のみの改修
補助金の交付
案内のPDFには、以下の記述があります。
ホームページ完成後、必要書類を提出し、交付決定通知書に基づき交付いたします。
5hoannnai.pdf
申請年度内(※令和5年度は3⽉29⽇まで)にホームページが完成しない場合
や、必要書類の提出がない場合は、補助⾦の交付ができません。
つまり、申請した年度内に完成しないといけないので、年度末ギリギリに申請すると交付されない可能性があるということです。
これは気をつけないといけませんね。
申請書の手間は?
申請書ですが、そこまで面倒な記入欄はありません。強いて言えば事業内容のところが少々手間かもしれません。
計画内容についてはWebサイト制作会社と打ち合わせながら記入するのがいいでしょう。
1時間前後あれば書類は準備できると思います。
これくらいの手間で最大5万円(外国語対応の場合は最大8万円)の補助金が受けられるならお得ですね。
ホームページ制作のご依頼
弊社ではホームページ、WEBサイトの制作を受け付けています。
小さなサイトから大規模なサイトまで、幅広く手掛けております。
WEBサイトの制作だけではなく、集客に関するご相談も可能でございます。
ご相談・ご依頼は以下のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まとめ
所定の条件を満たし書類を提出すればホームページ開設費が浮かせるので、利用しないのはもったいないですね。
区内で1年以上事業を営んでいるのであれば、この補助金を利用してホームページを開設・リニューアルしてみてはいかがでしょうか。